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30年前のゲリラ豪雨体験記

 今から30年前の昨日 修行していた福岡市内の店が集中豪雨で とんでもない
事になった。


 その店は片側2車線でバス通りになっている日赤通り沿いにあったのだが夕方
仕事をしていると雷鳴と共に物凄い雨が降り始め、まさしくバケツの
底をひっくり
返したような勢いだった。


 さすがに前もまともに見えないような雨が降っている中での営業では新たな
来客もあるわけでなく、時折 凄まじい音を立てる雷鳴と稲光に
興味津々だった
中で気が付くと雨による車道の水位が歩道と変わらない
ぐらいに上がってきて
いたのだ。


‘浸水するのでは’と危惧していた10分後に予感は現実となり、バスが通る度に
車道の捌け切れない水が店の中に入ってきたではないか!


 店の出入り口は床を踏んで開閉する自動ドアだったのだが、水が入り始めて
ほどなく誰も床を踏んでないのに開いてから閉まらなくなって
しまった。

 つまり浸水による故障したのだ。

 と同時にドアの入り口にある客待ちに水が入り始めたので2階に大量に保管
していた雑巾を総動員して水を拭き取りバケツに搾り出すものの、
溜まった水を
捨てる場所がない。


 なにせトイレを覗いたら水洗用に溜まった水の水位が上がっていて、流しても
逆流しそうなのだ。


 やむなく最後の手段で店の裏に置いている洗濯機の洗濯層にバケツの水を
入れて凌ぐ事にした。


 雨が降り始めて1時間ほど経つとようやく雨が小降りになり浸水も止まったので
バケツの水を外に捨てる事ができるようになったものの、浸水した
水の影響で
床が かなり汚れるハメに。


 故障した自動ドアは1週間後に復旧したが、これに懲りた師匠は それから2年
後に行った店舗改造の時にドアを手動開閉式に戻したのだった。


 こういう体験があるので昨今よく聞くゲリラ豪雨などの話はぞっとするのだ。

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