ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
自営業者の責任
先週アーケードの外にある本屋で週刊少年マガジンを購入し帰り
際に毎週土曜日に刺身を購入している魚屋の前を通ると、閉店のお
知らせの貼り紙があった。
実は昨年12月初めに正月に食べる刺身を注文していた後、20日過
ぎに刺身を注文したお客さんが断られたという話を聞いて‘何で?’と
思っていたら大晦日に注文した刺身を取りに行くとオヤジさん鼻に
酸素チューブを嵌めて刺身を切っているではないか。
‘大丈夫なのか?’と思っていたら年明けから‘しばらく休みます’の
貼り紙があったのだが、先述したように先週前を通って見たら閉店
になっていたのを見ると一昨年末から4週間休んだ事を思い出し身
につまされた。
ご存じのように一昨年12月23日夜に脳幹出血で入院したため当然
のように24日から休業となり、店の入り口には‘しばらく休みます’
の貼り紙を女房がしていた。
当然のように24日以降予約も入っていたし年末というのは我々に
とっても稼ぎ時と同時に、お客さんにとってもアテにしてくれてい
るので入院して真っ先に思ったのが来店予定だった方々への申し訳
ない事をしたというもの。
意外に我々の業界の常連客のみなさんは一旦気に入るとよほどの
事がない限り来店してくれるので、我々も体調管理には人一倍気を
使う。
だから少しでもカゼの症状があれば大げさと言われても発熱前に
内科に行き薬を処方して貰うなど当然だし、お客さんが納得してく
れる用事がなければ営業日は元気で接客するのが使命である。
昨年の昨日退院して営業を再開すると、お客さん達は口々に‘よか
ったよ、脳幹出血で入院したのを聞いて次からどこで髪を切ろうか
と思ったよ’と言ってくれたのは嬉しかったと同時に改めて常に体調
管理を万全にしておくのが自営業者の責任だと実感したのだった。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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確かに、ほどほどにはしてますが。
我が家は商店街から出てすぐの所ですから、閉店する店が出まくるのは大いに残念な話ですよ。
特にお客さんとの繋がりでの勝負でしたから余計です。