ウルトラセレクションでゼットン編が続く わけは・・・・

　BS-11で日曜19:00からOAされていたウルトラシリーズの再放送が先週の
ウルトラマンAで終わり、年内の残りはウルトラセレクションとしてウルトラマンと
帰ってきたウルトラマンの最終回が2週連続でOAされるようだ。

　ウルトラマンと帰ってきたウルトラマンの最終回に登場する敵といえば宇宙
恐竜ゼットンという事になるのだが、よくよく考えてみれば来年3月に公開される
映画ウルトラマンサーガにハイパーゼットンという敵が登場するからではないか
と思う。

　ゼットンといえば初代ウルトラマンを倒した強敵で歴代のウルトラ怪獣の中
でも人気が高いので最近のウルトラの劇場版で登場したザラブ・ガッツ・
ナックル・テンペラー・ヒッポリト星人と比べても遜色ないだろう。

　ウルトラマンゼロの宿敵となっていたダークベリアルが前作で倒されている
ので、それに代わるラスボスとしてもゼットンは最適かもしれない。

　そしてハイパーゼットンを操るのがバッド星人。

　これは帰ってきたウルトラマン版のゼットンを操っていた星人でウルトラ抹殺
計画を企て地球でウルトラマンを倒す計画と平行してM78星雲のウルトラの
星にバッド星連合部隊を派遣していたのでメビウスに登場するエンペラー星人
以上にインパクトがある。

　とはいえ帰ってきたウルトラマンのゼットンはリアルタイムで見ていた我々と
しても拍子抜けするぐらい あっさりと倒されたので、いきなり帰ってきたウルト
ラマンの最終回を見せても衝撃度は小さいだろうからゼットンの強さを視聴者
にアピールする意味でも初代ウルトラマンとゼットンの戦いをOAする必要が
あったのだろう。

　なかなか考えたスケジュールだなと感心する事しきりである。