ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
Episode 11:人形 ・マリオネット
凪を含めたTLTのメンバーから‘あの男’と呼ばれていた溝呂木眞也が
初めて登場するEPでもあるが、何と言っても孤門の恋人である斎田リコが
今回のEPの主役とも言えるし彼女の秘密が明らかにされる。
ある意味ウルトラ史上に残るショッキングなEPだろう。
‘彼女のあどけない笑顔、何気ない仕草、全てが愛おしかった。
彼女と過ごす時間は永遠に続くものと信じ僕は2人の未来に
ただ光だけを見つめていた’
冒頭でリコが病院の公衆電話から家に電話をかけているのだが、なぜか
電話は不通なのに喋っている異様なシーンから始まる。
ストライクチェスターへのフォーメーション訓練で孤門は完璧な出来だった
のに対し、なぜか凪は単純なミスを犯す。
どうやら溝呂木と呼ばれる男の事が気にかかっているようだ。
凪の苦悩をよそに孤門はリコからもらったマスコットのガンバルクイナ君を
見ながら楽しげにしていたのだが、突然自分のパルスブレイガーに
「オ前ハ大切ナモノヲ失ウ」という文字が現れ本能的にリコの
危機を察して基地を飛び出すのだった。
一方リコの検査結果を見た首藤沙耶は十分ナイトレーダーに入隊できる
能力がある事を知り驚くが、肝心のリコは家に戻るべく病室を抜け出して
いた。
帰宅したリコは家族の出迎えを受けて楽しげにみんなで食事を取って
いたが、実は幻で家には誰もいないし鏡からはファウストまで現れる。
そういえば病室でも窓にファウストの姿が浮き上がっていたが・・・・
リコの家に向かうべく車を走らせる孤門の前にファウストが現れた。
‘人間よ、キサマらに選択する資格はない。
全て無駄なのだ、運命を受け入れよ我等に従え’
と孤門を見下ろしながら言い放ち
‘リコを返せ!’
と言いながら放った孤門の銃弾をあっさりと跳ね返す。
そして
‘リコ、その女はもうじき消える。
キサマも一緒に消える’と言いながら孤門にファウストは攻撃を仕掛ける。
それを防いだのは姫矢。
‘ファウストはオレが倒すべき相手だ’と言い、孤門をリコ宅に向かわせる。
姫矢は変身するとジュネッツにタイプチェンジしメタフィールドを展開。
通常ならファウストは すかさずダークフィールドに変換するのだが、今回
は そのまま。
そこへファウストの放ったダーククラスターが降り注ぎダメージを受けた
ところにファウストが襲いかかり攻勢をかける。
‘ここなら勝てると思ったか’と言いつつ猛攻、そして‘そろそろ楽に
してやる’とダークレイ・ジャビローム を浴びせる。
大爆発するのを見たファウストは‘フン、他愛ない’と言いながら立ち去
ろうとしたところにジュネッツのクロスレイシュトロームが左肩に炸裂し
ファウストは消えた。
‘また逃げられたか・・・・・’変身を解いた姫矢はダメージの残る体で呟く。
やはりクロスレイシュトロームではファウストは倒せないようだ。
リコの家に駆けつけた孤門が見たものは大学の卒論テーマである動物の
家族の肖像とは似ても似つかない凄惨な絵が至る所に貼られていた。
まさかの展開に絶叫する孤門。
一方コマンドルームでは石堀が孤門への脅迫文の電波が基地の敷地内
から発信されているのを突き止め、その様子を見ていた凪は溝呂木の存在
を感じ取っていた。
森の中では左肩を怪我したリコがさまよい歩いていた。
‘お前は誰でもない、そう お前は人形だ。
なぜならお前という存在はとっくの昔に
死んでいるからだ’という声を
聞いたリコは、家族がビーストに殺され自分もナイトレーダーの隊員から
撃たれて死んだのを思い出し絶叫するのだった。
‘全ての歯車が狂いだしていた。
まるでどす黒い霧に包まれたみたいに完全に光を見失い僕は
これからどこへ行くべきかすら分からずにいた’
怪電波の発信源を突き止め駆けつけた凪の前に溝呂木眞也が立って
いた。
‘ただいま、凪’
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