専門家?のハードルをなくしたのは公害Gメン

 先日ミラーマンの26話から分析チームに過ぎなかったSGMが、
3機分離合体する大型戦闘機ジャンボフェニックスに搭乗してイ
ンベーダーを迎撃しミラーマンを援護し始めた話をアップした。

 SGMの村上チーフは元刑事で安田隊員はコンピューター技師、
野村隊員に至っては御手洗博士の秘書的な存在だったのが突如
戦闘機を操縦しながらインベーダーと戦うわけである。

 もっとも第2期では帰ってきたウルトラマンの郷秀樹はMAT入
隊前はレーサー志望で修理工場で働いていたし、ウルトラマンA
の北斗星司は&南夕子はTAC入隊前はパン屋&看護師など素人上
がりになっている。

 ウルトラの場合は既に戦闘能力を持った防衛チームだったから
入隊すれば本格的な訓練を受けたのだろうが、
SGMはいきなりと
いう形だった。

 それでもSGM創始者の御手洗博士には井ラーマンのみに負担を
かけるわけにはいかないという思いがあって、アイアンが登場し
てから本格的にジャンボフェニックス開発に着手し同時に退院達
にも秘かに訓練を施していたのかもしれない。

 実際7話のゴールドサタン編でソルガンの開発に着手し11話の
ザイラス編で実用化に成功しているので、その後ぐらいから本格
的に訓練を始めたのだろうが唐突さにおいて上を行くのがスペク
トルマンの公害Gメンだろう。

 宇宙猿人ゴリが公害を養分とした怪獣を送り込んでいたので、
公害ある所に怪獣出現ありと考えたスペクトルマン=蒲生譲二は
第1話で公害調査局第八分室=公害Gメンに押しかけてメンバー
になってしまう。

 ところが任務中に怪獣と遭遇する機会が頻発しスペクトルマン
がムーンサンダーと相打ちになったように見えたので、自分達が
怪獣と戦うという事から武装し怪獣Gメンと名乗り始めた。

 とはいえ武装はレーザーガンなどで、乗り物も通常のジープや
ヘリコプターに乗り始めたぐらい。

 そもそも怪獣Gメンのメンバーは公害調査局第八分室に務める
公務員達だったのが、突然武装して怪獣と戦い始めたのだから唐
突感溢れる展開だ。

 放送日を見ると怪獣Gメンになったのが71年9月4日で、他には
帰ってきたウルトラマンがOAされていたぐらいだから素人が突
然武器を持って戦い始めた元祖だろう。

 まさかSGMは‘公害Gメンが怪獣Gメンになったのだから大丈夫
だろう?とミラーマンのスタッフが考えたのではないか?と邪推
したりする。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 髄膜炎入院か... 思ったより普... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。