2016選抜高校野球,第8日

【センバツ】長崎・海星、敦賀気比の連覇阻む 継投策が冴え初の8強入り

 今日でベスト8が出揃う大会8日目の注目カードは第2試合の創志
学園-高松商で、初戦で東海大甲府を尻上がりに抑えこんだ創志
のエース・高田を高松商打線がどう攻略するか。

 第1試合は左腕の好投手・高橋を攻略した秀岳館打線を初戦で
市和歌山打線を完封した南陽工・重富がどう立ち向かうか。

 第3試合は敦賀打線を海星の春田&土谷の継投でどこまで抑え
られるかが焦点で、海星打線は敦賀・山崎相手に3点を取らない
と厳しいだろう。

 第1試合:南陽工 0-16 秀岳館

 1回に秀岳館は1アウトから2番が2ベースで出塁すると2アウ
ト後に4番が内野安打でつなぎ5番の遊ゴロエラーで先制し、更に
2アウト満塁から7番の2点タイムリーが出て3-0としなおも満
塁から9番の2点タイムリーに1番の3ランで一挙8点を上げて
勝負を決めてしまった。

 結果的に秀岳館打線は2回以降も攻撃の手を緩めず3本のHRを
含む18安打を重富に浴びせて堂々のベスト8入り。

 南陽工は頼みの守備が乱れては話にならないし、逆にいえば
秀岳館打線の打球が鋭かったという事になる。


 第2試合:創志学園 1-5 高松商

 3回に高松は先頭の9番のヒットを足場に2番の内野安打などで
1アウト1・3塁から3番のゴロでホームアウトになった後、4番が
ヒットでつなぎ5番の走者一掃の2ベースで3点を先行すると更に
6番の2ランで一挙に5点を上げる。

 創志も6回に1アウトから1番&2番の長短打で1点を返し、高田も
高松打線を4回以降は3安打散発に抑えるなどランナーを出しながら
踏ん張っていたが3回の5点で余裕を持った高松の浦相手に得意の
機動力も機能せずに抑え込まれた。

 3回に1アウト1・3塁から内野ゴロホームアウトで一旦は流れが
創志に行ったかに思われたのだが高松はヒットでつないだ後に走者
一掃の2ベースに2ランが出たのだから、せめて3回は3点までで凌
いでいれば創志が後半流れをキープできたのかもしれない。

 第3試合:海星 2-1 敦賀気比

 1回に海星は1アウトから2番がヒットで出塁しエラーで1・2塁
から4番の2ベースで1点を先制するのだが、2回以降は3連打で
ランナーが還れず追加点を奪えないなど嫌な流れになっていた。

 5回に海星は1アウトから4番&5番の長短打で待望の2点目を
上げたものの、6回から登板した土谷が先頭の3番にHRを打たれ
あっという間に1点を失う。

 更に4番のヒットなどでチャンスを作るが後続を絶ち8回以降は
土谷がパーフェクトに抑えて敦賀の選抜連覇を阻んだ。

 通常5回まで9安打しながら2点しか取れてなければ流れが相手に
行っても仕方ないのだが、ここで海星の投手陣が踏ん張ったという
事になるし正直言って敦賀打線は3番の林中以外は今一つ当たって
ないという感じだった。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 会計監査前夜... TV版宇宙戦艦... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。