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こーじ苑
三浦隆司に期待するもの
三浦隆司、笑顔の帰国「勝って帰れたので最高の気分」
日本時間の1月29日にインディオでミゲル・ローマンとのWBC:
Sフェザー級挑戦者決定戦で12RKO勝ちして、同日興行で新王者と
なったミゲル・ベルチェルトへの挑戦権を得た三浦隆司のアメリカ
での評価が上がっているという。
劣勢の展開を強打でひっくり返すエキサイティングな展開は最近
ポイントゲームの趣が強くなっているボクシングへの強烈なアンチ
テーゼだろうし、魂を揺さぶる試合展開に国境はないと実感するも
のだ。
嬉しいのが視聴者達だけでなく元世界王者のオスカー・デラ・ホ
ーヤや、バーナード・ホプキンスまでが三浦を絶賛している事。
一昨年のフランシスコ・バルガス戦では敗れたもののバルガスか
らダウンを奪いストップ寸前まで追い詰めていたわけで視聴者から
も‘もう1度見たい試合’と言われていたのだが今回は勝ったので
更に評価が上がった事になる。
おかげで今回の三浦のファイトマネーはノンタイトルにも拘わら
ず1500万という高額なものでバルガスに勝って新王者になったベル
チェルトが500万だった事を考えると、いかに三浦の人気が凄いか
分かるだろう。
近年のボクシング界では1つのタイトルを長く防衛するよりも、
より強い相手との対戦を求めていく傾向が強い。
だから所持しているタイトルよりも‘誰と戦ったか’という価値
観が強くなっているわけだが、残念ながら日本ではTV局との関係が
強過ぎるので確実に勝てる相手を日本に呼んで防衛回数を重ねると
いう旧来の価値観から抜け出せないでいる。
そういう意味で先日引退した長谷川穂積や内山高志らは海外での
試合を熱望しながら、視聴率に拘るTV局の意向もあって実現せずに
至っている。
そんな中で三浦は移籍選手で日本での試合も関東ローカルの日本
TVやWOWOWにTV東京やフジなど放送局が違うというのが、
却ってビッグマッチに挑む上で幸いしたのだと思う。
そういう意味では三浦にはベルチェルトにしっかり勝ってSフェ
ザー級ウォーズに参戦し、更なる飛躍をして欲しいものだ。
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とこれだけの選手を世界王者にしてるけど、誰一人スターにしていない。このジムから出たスター選手は大場政夫しかいないという。ボクシング界を取り仕切ってここを通さないと世界戦が出来ないという業界を支配してるジムです。
でもその権力は業界内だけに限られて、ボクシングの放送枠は日本テレビからなくなる(帝拳グループのトップの実弟は日本テレビ役員なのに)は前述の選手の半分は地上波放送なかったりとボクシング界に何の貢献もできてない。
このジム業界に必要なんですかね?三浦にしてもこれだけエキサイティングな試合する選手がなんでこんな状態なのか?帝拳はなにやってるんだと腹が立ちますよ。海外で人気だの評価高いだのはごまかしの言葉でしかないですよ。
気持ちは分かりますが最近の日本のスポーツ報道の現状を見ると、本物志向は苦戦する傾向がありますからね。
日テレにしてみれば帝拳はWOWOWがあるからという言い分があるかもしれませんしね。
少なくとも赤坂TVボクサーよりはファンには認知されてますし、それは大晦日興行の視聴率でTV東京が微増したのに対し赤坂TVが激減したのは何よりの証拠。
WOWOWエキマが開局以来ずっと続いているのは地上波の限界を知った視聴者の支持を受けているという事ですし。