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超大作レオのババルウ星人編のツッコミどころ

 先日から扱っていたウルトラマンレオのババルウ星人編は思えば
年末年始を挟んだ大作で、ウルトラシリーズでウルトラの星やウル
トラ兄弟にレオ兄弟とキングまで登場するといった展開は今でも記
憶にない。

 前年のウルトラマンタロウの正月編は1月4日と3ヶ日を過ぎていた
にも拘わらずタイラント編がOAされ、歴代のウルトラ兄弟が登場し
次々とタイラントに敗れるのだが以前の戦いぶりが流れて当時再放
送で見るしかなかったウルトラ兄弟の戦いを見る事ができて大満足
ではあった。

 そして今回は、それを上回る規模だったのだが・・・

 冒頭ウルトラキーが格納されたウルトラタワーがババルウ星人の
鎖分銅で引き倒され、混乱しているスキに武器として使えば小さな
星を消滅させる破壊力を秘めているウルトラキーが盗み出される。

 この時に星人はアストラに化けていたのでウルトラ兄弟は地球に
逃亡するアストラを犯人として追跡して地球にやって来るわけだが、
タロウで初めて披露されたウルトラの星がいきなり荒涼となってい
ただけでなくゾフィ以下ウルトラ兄弟が地下シェルターのような所
から走って登場するのは興ざめしたし警備のザルぶりに驚いた。

 そしてウルトラの星が地球にピンポイントで衝突するというのも
精密過ぎるし、30万光年離れているにも拘らず衝突予定日が7日後の
1月3日というのも早過ぎる。

 後編にウルトラマンキングが登場してウルトラキーを折ってしま
い‘キーなど問題ではない’というが、やはりウルトラキー無しでウ
ルトラの星の軌道を変えようとしたが無理だったので一歩間違えれ
ば致命的なミスではないか。

 結果的にアストラが暗黒星雲の中で氷漬けにされているのをレオ
が救出し、ウルトラダブルスパークで折れたウルトラキーを元に戻
してアストラが星人の妨害をかわしてウルトラの星に持って行き軌
道を変更できレオ兄弟をウルトラ兄弟に加える事になるという結末
はレオの最終回的な終わり方だった。

 荒涼としたウルトラの星は予算不足ゆえだったのは理解できるが、
こういった大作が前後編として制作された反動がMAC全滅から始ま
る防衛チーム抜きの物語になるとは知る由もなかった。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (tamutamu)
2025-01-08 22:45:13
荒涼に見える風景なんて地球のあちこちにもあるから、ウルトラの星にも煌びやかな街もあればその逆に人気のない場所もあるんだなぁと思って、却って世界観が広がったと感じましたね。
それに平和を象徴するシンボルタワーやモニュメントなんて意外と殺風景な場所に設けられることが多いです。
シェルターのシーン、ウルトラ兄弟も地上にいる時や宇宙で活動する際の用途があるんだと特に気にもしませんでした。むしろ意外な一面が見られて、これまた更に世界観が広がったように受けとめました。
また地球衝突の異様な速さは、ウルトラキーによって引き寄せられたのでは?と推察できます。
またキングがキーを折ったのも、偽アストラがキーを武器に使おうとしたのを止めたことと、例えキーを取り戻しても一度取り乱したウルトラ兄弟たちではキーを元通りにするのは不可能と踏んで敢えて壊したのでは?とも
思いました。もしかしたらその時点でキングはウルトラ兄弟とレオ兄弟の対立を敢えてさせて、その後の和解でより絆を深くさせる読みがあったのでは?と思っています…これはさすがに無理な考察かなw
 
 
 
今年もよろしくお願いします (こーじ )
2025-01-09 23:24:46
>tamutamu様

 今年もよろしくお願いします。

 たしかに地球でも砂漠やジャングルに極北地域などもありますし、ウルトラタワーのようなモニュメントは郊外でも十分考えられますね。

 地球方面にウルトラの星が進行するというのはウルトラキーのおかげでしょうが、さすがに1週間は早過ぎるのではというのが私の感想でした。
 
 
 
Unknown (tamutamu)
2025-01-09 23:48:23
むしろ街中にモニュメントがあるのが珍しかったりするしね。
一週間は早い…そこに人智を超えた諸刃の剣の暴走が、あのウルトラキーだったということで…。
そんなこと言ったら、あれだけ被害を受けた地球なのに、もう早くにも歩行者天国の人混みが賑わっていたしw
 
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