2012夏の甲子園:第13日QファイナルPart2

明徳義塾、10年ぶり準決勝へ=東海大甲府は8年ぶり―全国高校野球(時事通信) - goo ニュース

 今日でベスト4が決まる。

 第1試合は強打の作新打線と甲府・神原の対決になる。
 作新は過去3試合登板のないエース・大谷が いつ投げるかというのも焦点に
なるだろう。


 第2試合は倉敷商のエース・西のシンカーを明徳打線が捉えられるか。

 第1試合:作新学院 4-8 東海大甲府

 1回に甲府は1アウトから2番・3番の連続長打で先制すると2回にも6番が
2ベースで出塁しバントとエンドランゴロで2点目を追加したが、なおもヒットに
相手エラーや四球で満塁と攻め立てたが追加点ならず。


 1回に1アウトからヒットと四球で1・2塁のチャンスを潰した作新は3回から
2番手の水沼を登板させて3人で切ると4回に3・4番の連打とバントで1アウト
2・3塁から6番の2ベースで2-2と追い付く。


 5回にもヒットのランナー2人を置いて4番が2塁へ内野安打を打つが2塁ラン
ナーが3塁ベースをオーバーランして刺されてチャンスを潰すと、その裏の甲府
は3安打で1アウト満塁から3塁への強いゴロを3塁手がはじく間に勝ち越すと
更にタイムリーで1点を追加して4-2とし6回にも9番の2ベースからバントで
1アウト3塁から2番のタイムリーで5点目を挙げる。


 なおも連打で1アウト満塁を凌いだ作新は7回に1アウト1塁から3連打で2点を
返し、その裏から大谷を登板させたのだが甲府はヒットとバント野選に9番のタイ
ムリーで6-4とリードを広げ8回にも4番のHRと8番の3ベースで8-4として
勝負を決めた。


 甲府打線が作新の3人の投手から18安打を放ったのに対し作新も神原から
13安打を放っているから打ち勝った形だが、勝敗を分けたのは作新は長打が
2ベース1本で7・8・9・1番の4人でヒットが出たのは2本だったのに対し甲府は
HRが1に3ベースが2、2ベースが3本を含んでいるしノーヒットは1番のみという
打線のつながりの差だろう。


 クリーンアップのヒットが作新7に対して甲府は6だったので下位打線の差が
出た形だ。


 第2試合:倉敷商 1-4 明徳義塾


 1回に明徳が2アウト1・2塁を潰すと倉敷も その裏に1番がショートへの内野
安打と悪送球でノーアウト2塁のチャンスを作るが2番のバントで3封された後
に3番が併殺に倒れて無得点。


 3回に倉敷が2アウトから1番の2試合連続HRで先制すると4回に明徳も先頭
の5番がHRを放ち すぐに追い付く展開で前半を終了。


 6回に明徳は4番がヒットで出塁するとバントの後にヒットと死球で1アウト満塁
とし8番のタイムリーで勝ち越すと、8回には2アウト2塁から再び8番のタイム
リーで3点目を挙げる。


 倉敷も6回に先頭の1番が四球で出塁し8回には2アウトから1・2番の連打で
チャンスを作るが後続を絶たれて反撃ならず。


 9回に明徳は2安打にバントを絡めて1アウト1・3塁から5番の内野ゴロでダメ
押し、その裏の倉敷が1アウトから連打で反撃するが7番の強い当たりが3塁
正面に飛び併殺となって万事休す。


 やはり3試合目ともなると西のシンカーも見極められ始め、特に6回以降は完全
に明徳打線の目が慣れた感じで13安打中9安打を浴びたのを見ても分かるだろう。


 倉敷も8安打を放ち、特に1番がHRを含む3安打1四球で全打席出塁したものの
3・4番がノーヒットに終わり返せなかったのが最終的な敗因だろうし、実質 西の
一枚エースだった倉敷に対し明徳は3回戦では福を休養させて臨んだ試合という
余力の差も出た形だ。 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 今大会4度目の... 巨大ヒーロー... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。