ウルトラマンネクサスEP35でTLTによる人体実験を受けていた憐を救出した
ナイトレーダーに対しCICからメガフラシが活動を再開したという情報が入り、
憐も戦う意欲を見せるのだが憐に向かって理解者の孤門ではなく凪が意外な
アドバイスを送る。
これまでの戦いで憐が自らのダメージを顧みずに戦うのを見た凪は‘死ぬ気で
戦う事と、死んでもいいと思って戦う事は全く違う。例え明日がなくても生きる
ために戦え’と言うのだ。
これまでの凪はビーストへの憎しみを力にして戦っていたし、ビーストを倒す
ためには自らの命も顧みない戦いをしていたのを考えると意外だった。
そういえば姫矢も目の前で爆死したセラへの贖罪の為に戦って死ぬ事を
考えていたのだが終焉の地での最終決戦でクトゥーラに敗れて処刑の時を
待っている時に意識の中に出てきたセラから生きるように言われてウルトラ
マンが復活するというシーンがあったようにウルトラマンの光はデュナミストに
生きる意欲を持たせる意義があった。
憐は姫矢以上に死というのが目の前に来ていたので、それに絶望し捨て身
とは名ばかりの自らのダメージを顧みない特攻的な戦い方をしていた。
しかし‘死ぬ気で戦う事と、死んでもいいと思って戦うのは違う’という凪の
言葉を聞いて生きるための戦いに臨む決意を固めて変身するのだった。
ちなみに凪に次の光が巡ってきたのは憐への貴重なアドバイスで生きる
意欲を持たせたからではないかと思うのだ。