ダーク・メフィスト・ツヴァイ相手にジュネッスブルーが苦戦したのは

 ウルトラマンネクサスEP32で、千樹憐が変身するジュネッスブ
ルーはダーク・メフィスト・ツヴァイに大苦戦する。

ツヴァイはアンノンウンハンドが三沢に取り憑く形で変身した形
だがアンノンウンハンドはここまでグランテラやバンピーラ、リザ
リアスにバグバズングローラーら4体のビーストとウルトラマンの
戦いを分析していたようだ。

 ウルトラマンネクサスの特徴として変身するデュナミストによっ
て姿が違うわけで、姫矢准が変身したジュネッスはパワー系だった
のに対し憐が変身するジュネッスブルーはスピード系という形だ。

 スピードを武器にしているジュネッスブルーに対しアンノンウン
ハンドは、ここまで送り込んだ4体のビーストはパワーで圧倒しよ
うとした感があり敗れ去った。

 しかし今回の相手ダーク・メフィスト・ツヴァイは初のヒューマ
ノイド型でウルトラマンとの戦いぶりを見ていたらスピードで完全
に上回っており、徐々に受身になってしまうわけでやむをえない事
でもあるだろう。

 というのもデュナミストはウルトラマンと同化してから能力を使
いこなせるまで時間がかかるわけで、姫矢も最初のペドレオン戦で
は上手く使いこなせずに何度か打ちもらしていたのが印象的だった。

 ましてや憐は10代という事で戦い方も一本調子だからアンノン
ウンハンドも対策を立てやすかっただろうから、ある意味で満を持
してという形でツヴァイを送り込んだのだろう。

 つまりスピードを武器にしているジュネッスブルーに対しスピー
ドで上回るヒューマノイド系の闇の巨人を送り込んだのだから当初
それなりに対抗していたウルトラマンも、キャリアの差という形で
追い詰められる形になっていくわけで溝呂木の助太刀がなければ光
エネルギーを吸収されてしまった可能性が高い。

 逆に言えばアンノウンハンドにとって溝呂木がダーク・メフィスト
への変身能力を持っていたのが最大の誤算だったのかもしれない。

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