ドメルは日本人メンタリティ?

 以前も記したように今から50年前の3月2日にOAされた宇宙戦艦
ヤマト22話・七色星団での戦いで、ヤマトはドメル将軍の瞬間物質
転送器によるドメル艦隊空母から発進された艦載機の攻撃を受けて
敗北寸前に追い込まれる。

 ところが重爆撃機から波動砲発射口に撃ち込まれたドリルミサイ
ルに乗り込んだ真田士郎の機転により逆回転したミサイルが艦外に
排出され、ヤマトへ止めを刺そうと接近してきた空母4隻を誘爆に
巻き込みドメル艦隊は壊滅する。

 結果的に瞬間物質転送器による艦載機の攻撃をひたすら続けてい
れば、よかったのではないか。

 ドメル最大の敗因はドリルミサイルを逆回転されて空母部隊に逆走
して炸裂し、その爆風で戦闘空母を含む4隻の空母が壊滅したわけだ
が戦闘空母の砲撃が当たる距離にいなければドリルミサイルによる
壊滅はなかったのではないか。

 つまり‘ヤマトにとどめを刺す’と言って砲撃できる距離まで接近する
必要はなく、戦艦大和が坊ノ岬沖でアメリカ軍艦載機の集中攻撃で沈
められたパターンを踏襲すればよかった事。

 にも拘わらず砲撃でのとどめに拘ったのは脚本が日本人の藤川桂
介によるものだし、ドメルも傲慢なところはあるもののヤマトに挑
戦状を送ったり敵であっても沖田十三と畏敬の念を持って接するな
ど武士道精神を持ち合わせており日本人的メンタリティがある故で
はないかと思ったりする。

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