SPACE BATTLESHIPヤマトは、宇宙戦艦ヤマトに あらず

木村拓哉 ヤマトだけに「大船に乗った気持ちで」(スポーツニッポン) - goo ニュース

 昨日から公開されている木村拓哉主演のSPACE BATTLESHIPヤマトの
予告編を動画サイトで見たのだが、映像などを見るとすばらしいと思うし実写
版ならではの凄みなどが垣間見える。
 かつて東宝が作った惑星大戦争のような作品ではなさそうなので一安心だ。

 ただし実写版の宇宙戦艦ヤマトとは言うものの、個人的には全く別物だと考
えた方がいいだろう。

 そう、トム・クルーズ主演のミッション・インポッシブルがスパイ大作戦とは全く
別物だったように。

 キャスティングを見ると山崎努の沖田十三館長や西田敏行の徳川機関長は
悪くないし、柳葉敏郎の真田志郎も いい味を出していると思う。
 またデスラーの声も伊武雅刀が演じているのも嬉しいものだ。

 木村拓哉の古代進や黒木メイサの森雪なども それなりだが納得がいかない
のは佐渡酒造役が高島礼子だという事。

 軍医の佐渡先生は一升瓶を持って回るぐらいの酒飲みでギャグメーカーだが
‘浴びるくらい酔ってはいても、目は曇ってはいない’と言い切るし、沖田艦長の
体調を支えるし相談にも乗るなど重要な役割を担っているのだ。

 こういう役柄は やはり男でなければいけないと思うのだが・・・・・

 また白兵戦のシーンがあるからか‘さらば宇宙戦艦ヤマト’のキャラクターで
ある斎藤始が出てくるらしいので、パート2が作られる事はないのか?と思っ
たりもする。

 そして何より原作が松本零士ではなく西崎義展になっているのが大いに気に
なった。
 この2人はヤマトに関する著作権の問題などで話題を集めていたが、個人的
には原作の欄に せめて松本零士の名前も連名で載せるぐらいの配慮は必要
ではないかと思うのだ。

 ヤマトを売り出したのは西崎氏だろうが、やはりヤマト自体を作ったのは松本
零士なのだから。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
まさに (こうちゃん)
2010-12-03 23:54:26
計らずも、今日実写版を見ました。何だ?これがヤマトだと!?。笑わせるな(怒)!ふざけるな!!でしたね。まず、ストーリーの構成が滅茶苦茶。ただ歴代の映画版とテレビ版の印象深い部分を無理やり編集した様なもの。だから、ストーリーに面白味がない。佐渡先生が女になっていたのに、ハッ?。ガミラス人が得体の知れないエイリアンみたいになっていたし、スターシャは実体のない存在に?の嵐。森雪は格闘家みたいな設定に変えて、ヒロインの影も形も壊すは、コスモゼロは変な変形はするし、ブラックタイガーはコスモタイガーに名称は勝手に変えるは、ヤマトの艦内、艦橋や艦内の様子は、手を抜きまくり。艦橋に至っては、何処かの安物電化製品を並べただけ。おまけにアナライザ-は酷い!。キムタクや監督の山崎は、オリジナルを冒涜しまくるにも程があります。見に行って、これ程失望と怒りを覚えた映画は、近年記憶にありません!!。私は断じて、この映画をヤマトと認めません!!!!。
 
 
 
やはりそうでしたか (こーじ)
2010-12-04 00:04:40
>こうちゃん様
 やはりそうでしたか。
 キムタクが出ているという事で話題にはなってますが、コアなファンにとっては失望以外の何者でもないのですね。
 
 今日の新聞の夕刊では‘男達の大和’みたいだと
いう記事が載ってましたし、主題歌がアルマゲドンっぽいという話でしたね。

 全く別物として見るしかないのでしょうね。
 
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