祝!長谷川 & 粟生 W勝利

 今日行われたボクシングの2つの世界戦。
 フェザー級の粟生隆寛が昨年10月にダウンを奪いながら 1-2と僅差の
判定負けを喫したオスカー・ラリオスに大差の判定勝ちで王座を獲得
すると、バンタム級王者の長谷川穂積も1位の最強挑戦者のブシ・マリン
ガを1RでKOし3連続 KO防衛で8度目の防衛に成功した。 

 天才と言われた粟生は昨年10月にラリオスに挑戦し4Rに右フックの見事
なカウンターで痛烈なダウンを奪った。
 5Rもダメージの残るラリオスを何度かグラつかせKOは時間の問題と思わ
れたが、意外にも足を使ってダメージを回復すると共にポイントを稼ぎにきた
ラリオスを捉えきれず逆転負けを喫したのだった。

 今回は‘足を使うラリオスを いかに捉えるか’というのが焦点だったが、
予想通り1Rから足を使うラリオスに対し粟生がスピードで圧倒する。
 最初の4Rを終わった時点で3人とも40-36で粟生リード。

  5Rぐらいからラリオスは前に出てラフなパンチを振り回し始めるが粟生は
冷静に対処し、左ストレートのカウンターを次々にヒットするだけでなく右
フックの返しもいい。
 更に接近戦に持ち込まれても下がらずにアッパーを効果的に打ち返し、
打ち負けてない。

 前回は立ち上がりからラフな攻勢をかけたラリオスに効果的なカウンター
がヒットをしたが、後半は足を使われて捉えられなかった。
 今回は反対の展開になったが、かえって粟生にはありがたい展開だ。
 得意のカウンターがヒットしやすくなったのだから。

 10Rの終了間際にラリオスの右ストレートのカウンターがヒットして粟生の
腰が砕けるが、危ないと思われたのはこの場面のみ。
 最終ラウンドも攻勢に出てワンツーからの右フックでトドメのダウンを
奪った。

 ラリオスも粘って倒れなかったが内容的に完勝。 

 日本人選手は戦術の引き出しが少ない分、ダイレクトのリターンマッチ
では苦杯を喫するケースが多い。
 ラリオスは再戦に強いタイプだったので10月の試合の後半のような展開に
なったらマズイと思っていた。 
 ところが粟生はスピードで圧倒したのだから分からない。
 前回ダウンを喫した右フックを警戒するラリオスに左ストレートが面白い
ようにヒットしたのが印象的だった。

 

 8度目の防衛戦となる長谷川の相手は南アフリカのマリンガ。
 苦手のサウスポーでリーチ差が20cm近いし、衰えたとはいえタフなウィラ
ポンをタイでKOしているのだから‘手こずるかな’と心配になった。 

 開始早々から様子見のマリンガに対し左ストレートから右フックを決めて
先制すると、左アッパーをかわした直後に左ストレートがカウンターでヒットし
早くもダウンを奪う。
 立ち上がったところに左フックから連打で2度目のダウンを奪った。

 何とか立ち上がったマリンガにラッシュを仕掛け、最後は左クロスで3度
目のダウンを奪ったところでレフェリーがストップ。
 強敵相手に まったく危なげない見事な勝利だった。

 2試合続けて

‘これぞボクシング!’と堪能した。

 8日前のまがい物のショーを見て

汚れた目が洗い流された気分だ!

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
ヒジョーに (Shingo-Ringo)
2009-03-13 14:58:12
気分がよかったです。


やっぱり俺は「相棒」を観て正解でした。
 
 
 
ですよね (こーじ)
2009-03-13 22:33:42
>Shingo-Ringo様
 戴冠と防衛両方成功というのは、確か初めてでは?
 まったく‘これこそボクシング’という感じです。

 例の兄弟のショーはボクシングではありませんな。
 目の穢れですよ。
 
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