ラグビーにおけるタイムキーパー制とTMOはセット

 先週の日曜日にWOWOWでOAされたラグビーW杯日本代表名
勝負集は07年大会のカナダ戦で、ご存知のように終了間際に7点
をリードされて迎えたラストプレーでトライ&コンバージョンで
追い付き引き分けに持ち込んでいた。

 この試合を中継した日本テレビは同点T&C場面が番組切り替え
のために放映し損ねて大ヒンシュクをかったのだが、冷静に考え
てみるとラグビーという競技が前回から際どいプレーの場合TMO
=テレビジョンマッチオフィシャルというリプレイ検証が行われ
るようになっており当初よりも大幅に試合時間が伸びていた事を
TV局が計算に入れてなかったゆえの失敗だろうとは思う。

 こうして見ると拙ブログで以前批判したタイムキーパー制の導
入は、やむを得ない措置だったのかもしれない。

 というのもW杯ともなるとレベルが高いためレフェリーのみの
目で判断するのは難しくなっており、そこでビデオ判定が導入さ
れたのだが判定に時間がかかるのでロスタイムという事になりレ
フェリーが以前ならロスタイムを取っていた。

 しかしTMOは間延びするという欠点があるため場内の大時計が
試合終了時間になっても大幅に時間をオーバーして続いていると
いう事になるわけで、こうなると接戦になればなるほどロスタイ
ムが長めにとられたばかりにという事になってしまう。

 その点タイムキーパー制にすればTMOの時間帯は時計を止めら
れるわけで、観客にもプレーする選手にも残り時間が分かりやす
くなるのだから悪いものではない。

 それを考えるとTMOとタイムキーパー制はセットのようなもの
と言えるので、これもプロになった時代ならではの副産物になる
のだろう。

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