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なかなか‘息子よ’の歌詞のようにはいかない

 今から20年ほど前に佐々木功のCDアルバム・男の詩を購入し
たのだが、その中に惑星ロボ・ダンガードAの挿入歌・息子よ
収録さ入れていた。

 ダンガードAは殆ど見てなかったのだが一文字タクマと父の物語
だったわけで‘息子よ’は父から息子へのメッセージ的な歌詞だから
当時の私は独身ではあったが将来息子ができて旅立つ時にはこうい
う心境になるのかと聴きながら思っていた次第。

 それから20年経った今年 長男が大学受験のため広島まで送って
行く事になり、会場が前泊は厳しく夜中に車で出発し明け方に到着
して仮眠を取り受験するというスケジュールになった時に頭に浮か
んだのは‘息子よ’の歌詞。

 内容的にも夜明の中で旅立つ息子を見送るというものだけに今回
のシチュエーションにピッタリだから、大学に着く頃にこの歌を流
そうと思っていたのだがアテが外れる。

 というのも最寄りのインターである東三次ICを降りたのが4:45
あたりで夜明け前なのだが何といっても山間部なので深い霧が立ち
込めているだけでなく、車外気温も0℃という寒さだから起きていて
夜明を見るというのは現実的ではなく先に仮眠を取る事にした。

 すると4時間以上のドライブと出発する4時間近く前までカルタの
練習をしていたなどの疲れも出ていたのだろう、すぐに眠りに就い
て目が覚めたのは7:00前で既に夜は明けていたのだから‘息子よ’
の世界どころではない!

 しかも先述したように朝霧に覆われていたので運転するのに精一
杯で、とりあえず広島という事に因んで宇宙戦艦ヤマトをかけた後
に山内駅近くの芸備線のガード下をくぐったあたりで‘息子よ’を流
したものの長男は無頓着。

 というわけで庄原キャンパスに入って行く後姿を見ながら‘息子よ’
を口ずさんだのだが、日は既に高く上がっており歌詞の‘夜が明けた’
どころではなかったわけで頭に描いた通りにはいかないなと実感し
たものだった。

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