合体怪獣は多数の敵を出せないのを補う   

 ウルトラマンネクサスのEP36に登場したビースト最後に最強
といわれるのがイズマエルで、ネクサスでウルトラマンやナイ
トレーダーに倒されたビースト達がアンノンウンハンドの力で
合成されたという設定になっている。

 合成怪獣といえばウルトラマンA最終回に登場したジャンボ
キングやタロウに登場するタイラントを思い出すが、ある意味
で巨大ヒーローものが等身大ヒーローもので見られる複数再生
怪人軍団の代わりでもあるのではないか。

 等身大ヒーローの本家である東映は昭和の作品で仮面ライダー
をはじめとした多くの作品で、1クール終了後に歴代の倒された
敵キャラが復活するという豪華EPがあった。

 これは仮面ライダーだけでなく人造人間キカイダーや変身忍者
嵐に超人バロム1などでも見られた傾向なのに対し、円谷作品では
着ぐるみの関係で難しいものがある。

 第1期ではウルトラマンの多々良島編やツイフォン編にレッド
キングを中心にした4体から3体の怪獣が登場するEPが印象深いも
のの、怪獣復活編ではジェロニモン編でドラコとテレスドンにピ
グモンの3体が限界だった。

 セブンでは宇宙人15+怪獣35という過去に倒された宇宙人や怪
獣達が復活してセブンに挑むEPが予定されたものの、予算不足か
ら映像化されてない。

 第2期ではミラーマンでゴルゴザウルス&マヤザウルスとペアモ
ンスキングの2代目に、アンドロザウルス親子やハレ―ジャックと
合計6体登場というのが限界で東映のように13体も出すのは難しい。

 だが大決戦!超ウルトラ兄弟のギガキマイラや大怪獣バトルウル
トラ銀河伝説の百体怪獣ペリュドラで、過去に倒された怪獣や侵略
宇宙人達が合体して巨大化するという形で多数の敵キャラを登場さ
せる事が可能になった。

 もっともCGの普及によってウルトラマンゼロ超決戦ベリアル銀河
帝国のレギオノイドのように、多数の敵を登場させる事もできるよ
うになっているので合成という手を使わなくてもよくなって来てい
るのも事実ではあるだろう。

 

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