歓迎遠足の英彦山登山は楽だったが・・・

 新学期がスタートし2週間ほど経った今週から小中学校では家庭
訪問が始まっているのだが、以前は今頃に歓迎遠足が行われていた。

 我々の時代は中学は潮干狩りに行くのが恒例だったが、高校では
年ごとに行き先が違っており今から40年前の高1の歓迎遠足は何と
英彦山登山だった。

 英彦山登山といっても貸し切りバスで別所の駐車場まで行き奉幣
殿から中岳往復という我が家でいうところのベーシックコースだか
ら何度も英彦山登山をしていた私には楽なもので、文字通り‘遠足’
という言葉がピッタリの行程だったわけだし上り下りする行程も楽
なものだった。

 遠足らしかったのは行き帰りのバスの中で自己紹介と歌を歌わさ
れる形だったのだが、女子が2人続けて長渕剛の純恋歌を歌うとガ
イドさんが‘誰の歌ですか?’と聞いていたように長渕剛もメジャー
ではなかったわけだ。

 また登っている最中に3年のヤンキー連中が1年に向かって何か
芸をするように言うので私は‘セミ’をやったりしたわけだが、中に
は腰砕けになって倒れる‘こんにゃく’をやる芸達者なヤツもいて笑
える雰囲気の中で下山し無難に1日が終わると思っていたら…

 野球部の先輩が‘今日も練習あるぞ’と言うではないか!

 中学時代の部活では遠足の日は練習休みだったし、ましてや英彦
山登山の後だったのだから当然練習はないと思っていたらアテが外
れたわけである。

 さすがに練習メニューは僅かながら軽めだったものの当然のよう
に1年の我々にとってはきついわけで、友人達と‘遠足の日にも練習
するのなら遠足では体力を温存しなければ’と言い合い翌年の千仏
鍾乳洞行きや3年時の潮干狩りでは極力体力を消耗しないやり方で
過ごしたのだった。

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