ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
大分トリニータが陥った負のスパイラル
昨年ナビスコ杯で優勝し、リーグ戦でも4位に入って大健闘した大分トリ
ニータが苦戦中だ。
開幕戦こそアウェーで名古屋に敗れたものの2試合目にホームで京都に
1-0で勝ち、3戦目も新潟と0-0で引き分けた。
ここまでは よかったのだが、4戦目以降勝ちはおろか引き分けにも持ち
込めず今日もアウェーで清水に1-3で敗れ遂に9連敗となった。
マスコミは‘意外にも’と騒ぎ立てるが、これは結構ある事。
大分は地方の小規模経営のクラブ。
そのクラブが昨年はJ1昇格以来 初めてカップ戦で優勝しただけでなく
リーグ戦でも優勝争いをして、最後までアジアクラブ選手権の出場権争いを
したのだ。
サポーターは ともかく、マスコミも‘凄い’と大きく取り上げるだけでなく
‘優勝争いやアジアクラブ選手権出場権争いも’ と大きな期待をかける。
ところが予想外の快進撃は ただでさえ小規模経営で選手層が薄い
チームを疲弊させる。
今年の低迷の最大原因である故障者続出は、こういう所からも来ている
だろう。
一方で昨年大分に苦杯をなめた対戦相手は しっかり対策を立ててくる
のに対し、運営予算の関係から大きな補強はできそうもない。
更に‘シーズン開幕前にアメリカ遠征が加わり、本格的なフィジカル練習が
できなかった’というシャムスカ監督のコメントを聞いた。
だから仮にアジアクラブ選手権の出場権を獲得していたら、ただでさえ
選手層が薄いのにスケジュールがタイトになり故障者続出で更に悲惨な
結果になっていた可能性が高い。
そういう意味では出場権を獲得できなくてラッキーだったのかもしれない。
ただし救いはある。
5月下旬から半月ほど代表戦の試合が続くのでJ1のリーグ戦は休養
期間になる。
その間にチームをリセットすればいい。
一桁順位に入るぐらいの実力的なのだから今シーズンの目標をアジア
クラブ選手権の出場権獲得などではなくJ1残留にシフトするべきだ。
絶対にやってはいけないのがマスコミに煽られてカンフル剤と
称しシャムスカ監督の解任などとの暴挙、これは自殺行為に
なる。
同じ九州の‘蜂’は無能フロントがマスコミ報道を真に受けて
有能な監督を解任し、無能な監督に首を挿げ替えJ2に落ちて
昇格する気配は皆無だ。
溝畑社長をはじめとする賢明な大分のフロントは今のところ監督解任と
いう暴挙をはたらく気配がないのが救いである。
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まー、詐欺で逮捕されるぐらい金がないんでは、あったりまえですよねー。
そういえばK室氏がスポンサーでしたね。
金がないのは仕方ないですが、大分にとっては大口スポンサーでしたので痛いことは痛いです。