またしてもゴメス登場

 11月30日にOAされたウルトラマンアーク20話にゴメスが登場した
のだが、数えてみるとニュージェネシリーズになってX・オーブ・R/B
・Z・デッカーに続いて6作品目の登場だ。

 平成に入ってウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING
ODYSSEYにウルトラQ以来42年ぶりに復活したのと共に、カラー化
されて初めて登場したのだがそこからシン・ウルトラマンにも登場
するなど相当な人気ぶりである。

 もともとゴメスはウルトラQ放送第1話に登場しサブタイトルにも
名前が載るという扱いだったが、それもそのはずゴジラのスーツを
改造しておりスーツアクターもゴジラの中島春雄氏だった。

 もっとも当初の設定は肉食性の獰猛な原始哺乳類で体長は10mだ
から40mが基本のウルトラマン達と戦うキャラとしては小さく以後
の作品では見かけなかったが、ウルトラギャラクシーで復活した時
には設定が古代怪獣になって体長も40mに変更されたため以後の作
品にも登場しやすかったのかもしれない。

 ウルトラ最初の登場怪獣でゴジラスーツの改造という事もあり、
ウルトラマンZでは第1話に登場するなど始まりの怪獣という立ち
位置で度々登場するようになった。

 円谷英二氏にとって始まりの怪獣ゴジラのスーツを改造したゴ
メスが、
初のカラー作品ラドンの主役・佐原健二が主役を務める
ウルトラQ第1話の怪獣というのだから仮面ライダー最初の敵がク
モ系のキャラというのと同じなのだろうと思ったりする。

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