「正々堂々精進」=高安、伝達式で決意表明―大相撲
今年の大相撲夏場所で11勝を挙げて3場所合計34勝とした関脇・
高安が今日、正式に大関昇進が決まった。
強烈なぶちかましからの突っ張りや押しを得意とするだけでなく
左四つからの寄りも得意で、兄弟子の稀勢の里の胸を借りて地力を
付けてきた感じだ。
最初の大関取りの場所となった昨年の九州場所では7勝8敗と負け
越して一からやり直しになったのだが初場所11勝、春場所12勝と来
て今場所は日馬富士に勝っての11勝で通算34勝となったわけで
堂々たる大関昇進だ。
これで現役大関は照ノ富士と豪栄道に続く3人目になるのだが
一時は横綱昇進間違いなしといわれた照ノ富士は今場所も結果的
に優勝争いはしたものの持病の膝のケガがいつ酷くなるか分から
ないし、豪栄道もケガ持ちで今場所もカド番となっているなど大
関の座をどこまで守れるかは未知数である。
つまり2人とも大関の座を守るだけで精一杯の状態だから横綱
昇進などは厳しいのに対し、高安は兄弟子の稀勢の里同様に体は
頑丈なので今のところケガでガタガタになる事はないだろう。
そういう意味では安定感がある高安の存在は大関陣にとっても
ありがたいわけで、大関どころか横綱もケガ持ちや不安定な取り
口が目立つ事から高安が大関に昇進するというのは価値があると
思うのだ。
気になるのは今場所も最後の2日間に連敗したような連敗癖で
大関の座を守るだけなら大した問題ではないが、常に優勝争いを
して横綱昇進まで狙っているのなら気をつけなければいけないの
ではないか。