世界陸上・やり投げでのメダル獲得の快挙を もっと讃えよう

 いささか旧聞になるが23日に閉幕した世界陸上2009・ベルリン大会で、男子
やり投げの村上幸史が3位に入り投てき種目では室伏広治に以来のメダル
獲得となった。

 これは凄い事であり、快挙だ。

 どうしても日本では陸上競技といえば短距離とマラソンぐらいしか大きく
扱わないが、実際には800mや1500mの中距離種目などに代表される
ように普段見られない面白い種目は多い。

 フィールド種目でも棒高跳びや走り幅跳びなどに比べ、投てき種目は
扱いが小さくハンマー投げこそ室伏広治の活躍で取り上げられていた
ぐらい。

 ただ私に言わせるとやり投げは共産圏がボイコットしたとはいえ84ロサン
ゼルスで故・吉田雅美が5位に入っているし、 88ソウルでは溝口和洋が
メダルを期待されていた事もあったから村上が決勝に残るぐらいは可能
だと思っていた。

 つまり砲丸投げや円盤投げのようなパワーだけではない種目では、やり
方によって十分通用するはずだ。
 実際 村上は野球上がりというではないか。

 男子400mリレーでは北京の快挙の再現はならなかったが、 4位に入る
など実力は安定している。

 日本でしか盛んでない駅伝に うつつをぬかしてトラック種目に
力を入れなかったツケが回ってきて世界のレベルから置いて行か
れた男子マラソン
などに期待するより、地味ながらも世界を転戦して
強化している短距離やフィールド種目にこそ注目するべきだろう。  

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