平成になって消えた夏の怪奇シリーズ

 ヒーロー作品では再放送などでもリアルタイムのOA時期が分かる
のがクリスマス編や正月編で、出演者達がそれなりの格好をして雰
囲気を醸し出している。

 第1期ウルトラでは あまり見られなかったのに対し70年代以降に
作られた作品では実に季節感があるし、第2期ウルトラでも隊員が
民間人と触れ合うケースが多いため時期ネタの作品を作りやすく
なっていたのも事実。

 ただ昭和にあって平成になると消えた時期ネタで、怪奇シリー
ズがあった。

 怪奇シリーズは文字通り夏場のOAで登場する怪談系のネタで、
ウルトラではエース以降扱われているし仮面ライダーなどでも
この手の作品は多い。

 特に変身忍者嵐などは怪奇シリーズと西洋怪人編のスタートとし
て位置付けドラキュラや狼男にフランケンシュタイン、ミイラ男や
スフィンクスにゴーレムなどの西洋系の敵キャラが登場するだけで
なく嵐版の2号ライダーともいえる月の輪という2号キャラまでが
登場し始める事になった。

 またレオでは夏の怪奇シリーズを北海道ロケとタイアップして
テコ入れを計ったりしていたのだった。

 さすがに平成になると今さら怪談モノでもないという事からか、
平成ライダーや戦隊モノで夏の怪奇シリーズのようなイベントは
なくなっているので これも時代の流れだろう。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
個人的には (ゆう)
2015-07-23 09:14:50
怪奇・恐怖シリーズは個人的には、あまり好きにはなれませんでしたねぇ?夏だから、とりあえず…的な。(苦笑)なので、その辺りをふくめて、第2期怪獣ブームに作られたモノが、どうしても良いと思えないんですよねぇ?(苦笑)
 
 
 
私もです (こーじ)
2015-07-24 22:55:00
>ゆう様
 実は私もです。

 というのも最初はいいけど何度もあったらパターン化されてチャチになりますからね。
 
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