試合カンの鈍りが いかにハンデになるかを証明した今年のセリーグCS

これが王者巨人=取り戻した本来の強さ―プロ野球CS(時事通信) - goo ニュース

 昨日東京ドームで行われたセリーグのCSファイナルステージG6で3連敗スタ
ートだったジャイアンツはドラゴンズに4-2で勝ち3連勝でアドバンテージの
1勝を加えた4勝3敗で日本シリーズの進出が決まった。


 日本シリーズはセパ両リーグの優勝チーム同士で争われるべきという不文律が
何とか守られたのだが今年のレギュラーシーズンを圧倒的な強さで制したジャイ
アンツですら3連敗するのだから、以前のアドバンテージ1勝を付けないシステム
なら敗退しているわけでブランクによる試合カンの鈍りというのが いかにチーム
にとってハンデになるかというのが分かるだろう。

 
 少なくともG2まではドラゴンズの勢い+ジャイアンツの試合カンの鈍りという
のが如実に出ていた感じだった。


 それがG3で1-3から村田修一と高橋由伸のHRで一旦4-4の同点に追い
つくなど延長で敗れたものの実戦慣れが出てきた感じだったし、G4では打線が
つながり始めて1勝するとG5のサヨナラ勝ちでジャイアンツに勢いが付いたのだ
ろう。


 反対に言えば同一チームと同じ場所で最大6連戦すると3連勝まではできる
けど4連勝というのは難しいという事で、ドラゴンズにとってエースの吉見一起と
1’stステージのG1で先発して好投した中田賢一が使えなかったのが響いた形に
なった。

 
 これで1勝のアドバンテージが付く現行のシステムになって敗退したのは一昨年
のホークスだけという事になったが10年のパリーグは稀に見る混戦で決まった
優勝だったし、3位のマリーンズは最終戦でバファローズに勝って滑り込みでCS
進出したチームという事でリーグ優勝したホークスとの力の差も さほどでは
なかった。


 ところが今回のジャイアンツは独走優勝だったわけで、独走優勝はレギュラー
シーズン終盤での加速には繋がらず反対に1’stステージを勝ち抜いたチームを
長いブランクの末に迎え撃つのだから、ホームで全戦戦えるとはいえ勢いが付い
たチームを迎え撃つというのは想像以上に厳しいという事になる。


 それにしても日本シリーズがリーグ優勝したチーム同士の対戦になると‘何の
ためのCSか’という事になるし、一昨年のマリーンズのようにリーグ3位だった
チームがシリーズに進出するとレギュラーシーズンの意義が問われてしまう
わけでホントに因果なシステムである。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
いまは (雪男)
2012-10-24 23:35:23
選手のこと知らないからコーチが監督がどうなった?のほうに興味がいってしまいます…大道が古巣に戻り尾花も戻ってきたとか
佐藤義則は残ったとか
残して正解ですね


おれは4連敗してナベツねがなんというか楽しみだったんだけどね
 
 
 
それと (雪男)
2012-10-25 00:21:19
寺原が戻りたいとか言ってるけれど?どうしましょうか

あんま大きいこと言ってたら真田みたいになっちゃうょ…
(ストライク一球も投げれず即二軍)
これは笑えたな


 
 
 
たしかに (こーじ)
2012-10-25 22:43:25
>雪男様
 たしかにジャイアンツが4連敗していたらナベツネがどういうコメントを出すか楽しみでしたけど・・・・

 あまり寺原は必要ないとは思いますけどね。
 
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