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春の九州王者・有明は夏の甲子園に届くか?

 いささか旧聞だが今年の春の九州大会で、熊本1位の有明が初優
勝を飾った。

 毎回各県持ち回りで行われる九州大会の開催県は今回は熊本で、
城北や文徳に勝って優勝した有明は初戦で宮崎1位の日南学園に終
盤の追い上げを凌いで7-5と逃げ切る。

 準々決勝で選抜出場の大分商に4-1で勝つと準決勝では福岡1位
の福大大濠に3-2と逆転勝ちし、決勝でも大分1位の大分舞鶴に16
ー3で快勝しての初優勝だった。

 今大会の有明は吉田と稲岡という2人の投手を交互に投げさせる
形で4試合を勝ち進んでいるし、県大会でも連投したのは準決勝&
決勝の吉田のみという陣容だ。

 最近の熊本は17年限りで鍛治舎巧監督が退任した秀岳館が弱体
化しており夏の代表は18年・東海大星翔、19年&21年・熊本工で
昨年は九州学院と顔ぶれが変わっているので春の大会での優勝は
有明にとって大いに自信になるだろう。

 ただし春の九州大会は秋と違い甲子園に直結しておらず戦力の
層を厚くするための大会と位置付けるチームもあるので、春の大
会優勝が夏の甲子園出場を保証するものではない。

 何しろ今年の選抜に出場した九州代表の4校中初戦を突破した
のが大分商のみというのだから選抜後の春の大会で勝つという
のが、いかに大変かは分かるのだが選抜組がこのままという事
はないだろう。

 2000年以降春の大会優勝校で夏の甲子園に出場したのは05沖
縄尚学・06八重山商工・09九国大付・10興南・12神村学園・14
沖縄尚学・17神村学園の7校。

 つまり22回中7回優勝校が夏の甲子園に出場しているという事
は3年に1回ばかり出場しているというわけだから、多いと見るか
少ないと見るかだが個人的には決して低い数字ではないため十分
チャンスはあると思うのだ。

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