昨日の昼過ぎに某郊外書店に立ち寄ったものの目的の本がなく、
出ようとしたら廉価版のCDコーナーに007シリーズのOP集の
CDがあったので購入した。
収録されているのはドクター・ノオ、ロシアより愛をこめて、ゴ
ールドフィンガー、サンダーボール作戦、007はニ度死ぬ、ダイヤ
モンドは永遠に、死ぬのは奴らだ、黄金銃を持つ男、私を愛したス
パイ、ユア・アイズ・オンリー、リビング・ディライツ、ゴールデ
ンアイの計12曲。
007シリーズは最新作のスペクターまで全部で24作ある中で12
作品だから半分にあたるわけだが個人的にはジョン・バリーが担当
したリビング・ディライツまでがあればいいので、この収録内容に
は満足しているし特にショーン・コネリー版6作が全てあったのが
購入の決め手だった。
最近の映画音楽CDはサントラ盤以外に西部劇集やミュージカル
集などはあるのに対し、007集というのは見当たらなかったので以
前から欲しいと思っていた。
ただしシリーズは現在も続いているので007集というのが作りづ
らいというのもあるだろうが、007音楽の生みの親であるジョン・
バリーがリビング・ディライツを最後にシリーズの音楽から降板し
ているので ここらが線引きではないかと思うのだ。
私が以前購入した東宝怪獣行進曲というBGM集は93年のゴジラ
vsメカゴジラまでが収録されており個人の好みというのは重々承知
だが、やはり伊福部昭のBGMは佐藤勝や真鍋理一郎に すぎやまこ
ういちらの作品と比べても全く違う。
ジョン・バリーが担当してないのは死ぬのは奴らだ、私を愛した
スパイ、ユア・アイズ・オンリーにゴールデンアイの4作だが死ぬ
のは奴らだはポール・マッカートニー&ウィングスが作っているし
ユア・アイズ・オンリーはシーナ・イーストンの歌が印象にあるの
でこれらは外せない。
ちなみにジョン・バリーが担当した12作品で収録されてないの
は女王陛下の007、ムーンレイカー、オクトパシーに美しき獲物た
ちで全部を収録するとジョン・バリー特集になるのでバランス的に
もこのCDの選曲は正しかったのではないかと思う。