仮面ライダーV3を振り返ると

 今から50年前の昨日最終回を迎えた仮面ライダーV3を振り返ると、
なかなか感慨深いものがある。

 以前も記したように仮面ライダーV3は昭和ライダーの中で唯一1年
という区切りのいい期間で終わった作品で、敵が2種類の生物が合成
したゲルショッカーから生物と武器を含めた無機物の合成怪人を中心
としたデストロンが相手になった事。

 そしてショッカー以来のゾル大佐・死神博士・地獄大使・ブラッ
ク将軍が復活した5大幹部登場編の27話&28話から始まり、
2話で行
方不明になっていた仮面ライダー1号&2号が途中復活し3人ライダー
で戦った33話&34話やライダーマンが登場した43話からとヤマ場が
いくつもあった。

 順番に行くと1クール目は2話でダブルライダーが退場し3話以降
V3が苦戦しながらも自らの能力を発見していくのに前後編システ
ムでOAしていくと、2クール目から(結果的に)最強の大幹部・ド
クトルG編で前述した5大幹部登場編もあった。

 3クール目になるとドクトルGが退場しキバ男爵率いるキバ一族
やツバサ大僧正率いるツバサ軍団との戦いとなって4クール目にヨ
ロイ元帥率いるヨロイ一族が登場し、その中でライダーマンが登
場した9話は大いに盛り上がった。

 前述したデストロン怪人のコンセプトである怪人+無機物はド
クトルGのカニレーザーが最後でネタ切れか?打ち止めとなった
後は、キバ一族やツバサ軍団にヨロイ一族の登場は上手くつなげ
た感じでコンセプト破りというイメージを与えなかった。

 こうして起・承・転・結を1年の間に、見事にまとめた作品だ
と思うのだ。

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