2022選抜高校野球:第4日


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https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20220322-0218

 大会4日目は前夜からの雨で3時間半遅れの12:30から3試合が行
われるのだが、注目カードは、第2試合の星稜ー天理の92年春の順
々決勝以来の対戦で3年前の夏準優勝校と昨年ベスト4の顔合わせ。

 昨年春のメンバーが残る天理が甲子園アドバンテージを生かせる
か?星稜はマーガートと武内の2枚看板がどこまで天理打線を抑え
られるか?だろう。

 第1試合は強打で東京大会を制した国学院久我山に対し固い守りで
九州大会ベスト4の有田工が、どこまで久我山打線を抑えられるか?

 エース塚本の出来がカギを握る一戦になる。

 寒い環境の中でのゲームとなる第3試合は21世紀枠の只見が東海
大会ベスト4で、準優勝経験もある大垣日大にどこまで食い下がれ
るか。

 気候的なアドバンテージは只見にあるので打線が大垣日大の複数
投手陣をどこまで打てるかが焦点。

 第1試合:国学院久我山 4ー2 有田工 

 1回に久我山は1アウトから四球で出塁した2番を4番&5番のヒット
で返して先制すると、3回にも1アウトから内野安打で出塁した3番を
相手エラーも絡めて6番の内野安打で返し2-0とする。

 1回に1番のヒットとエラーなどで2アウト2・3塁のチャンスを潰し
た有田は4回に1アウトからヒットで出た4番を6番のタイムリーで1点
返すが、6回の1アウト1塁は併殺で潰し7回の5番&6番の連打とバント
などで2アウト満塁のチャンスも1番が倒れて得点できず。

 6回に久我山はエラーで出塁した7番を1番のタイムリーで返すと7回
にもヒットで出塁した3番を6番が3-0からタイムリーを放ちリードを
広げる一方、8回に有田はエラーと四球でチャンスを作り6番のタイム
リーで4-2とするがそこまでだった。

 ヒット数は久我山8本と有田7本でエラーも久我山3に有田2、残塁数
10づつと互角の展開だったが久我山の4点は全て2アウトを取られた後
のタイムリーで勝負強さが光った形。

 有田は久我山打線にビッグイニングを作らせず踏ん張ったものの、こ
ちらも複数得点できずでは厳しかった。

 第2試合:星稜 5⑪4 天理

 立ち上がりから押し気味の星稜は4回に2ベースで出塁した5番を送り
7番の犠牲フライで先制すると、8回にもエラーで出塁した2番を3番の
2ベースで返しマーガートの好投から価値が見えたと思われた。

 ところがその裏に天理は7番が歩くと8番のバントエラーで2・3塁から
9番の2ベースで追い付き延長に入り、10回に星稜が9番がレフトへのヒッ
トを後逸し3ベースにし1アウト後2番の犠牲フライで勝ち越した裏に天理
も1アウトから四球で出塁した1番を4番のタイムリーで返して3-3。

 11回に星稜は6番&7番の長短打で1・3塁からスクイズを敢行するがホ
ームアウトで2アウト1・3塁から1塁牽制で挟殺プレー中に飛び出した
3塁ランナーを刺そうとした送球が悪送球となり1塁ランナーも返り2点
勝ち越し。

 その裏に天理も四死球を足場に1アウト2・3塁から2アウト後、2塁へ
の牽制悪送球で1点返すが後続を断たれ万事休す。

 天理も良く粘ったが11回の悪送球で1塁ランナーにまで返られ失った
5点目が、最後まで重くのしかかる形になった。

 そして8回に追い付いてノーアウト2塁だったから、ここで勝ち越して
おきたかった。

 第3試合:只見 1ー6 大垣日大

 1回のチャンスを潰した大垣は2回に1アウトから5番が歩いて盗塁し2
アウト2塁で7番のタイムリーで先制すると、8番が四球でつなぎ8番のタ
イムリーで2点目を挙げる。

 只見も4回に四球で出塁した1番を5番のタイムリーで返して1点差に
するが、大垣は直後の5回に四球で出塁した1番を3番の2ベースで返し
7回には2ベースで出塁した1番を3番の犠牲フライで9回にも犠牲フライ
と4番の2ベースで追加点を挙げ勝負を決めた。

 只見は土の上での実戦不足からか大垣の五島のスライダーや真っ直ぐ
にタイミングが合わず18三振を喫し、2安打に抑えられたが酒井ら投手
陣を中心に良く守ってワンサイドゲームにはならなかった。

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