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こーじ苑
2012選抜高校野球 第8日
関東一、25年ぶりのベスト8=横浜、愛工大名電も8強入り―選抜高校野球(時事通信) - goo ニュース
今日でベスト8が出揃う。
第1試合は優勝候補の愛工大名電に履正社が挑むのだが初戦で前評判通り
の好投を見せた浜田と1人3イニングづつ3人で継投するスタイルの履正社が
打力も素晴らしい名電打線をどこまで抑えられるか。
第2試合は共に初戦を完封したチーム同士の対戦で横浜・柳と聖光・岡野の
投げ合いが予想される。
攻撃力は機動力を含めて横浜が一枚上なので特に岡野の出来がカギを握る
だろう。
ちなみに両校は4年前の夏にベスト8で対戦し この時は横浜が15-1で圧勝
している。
第3試合は初戦で完封した完封した関東一・中村と智弁打線の対決か。
気にかかるのが智弁は5-2で完勝したものの5点を奪ったイニング以外は
ほとんど打ててないし、エース・青山の出来も本来の調子ではなかったので
そこが焦点になるだろう。
第1試合:履正社 2-9 愛工大名電
1回に1・2番の2ベースとバントヒットで迎えたノーアウト1・3塁のチャンスを
潰した名電は3回にも先頭の1番が2ベースで出塁しバントで1アウト3塁から
2アウト後4番が歩き5番のタイムリーで先制し6番&7番の長短打で一挙に
4点を先行する。
履正社も 3回まで毎回ランナーを出していたが4回に4番&5番の短長打で1点
返すと内野ゴロと犠牲フライで2-4と2点差に追い上げ、5回にも2アウト1・2塁
と浜田を攻め立てる。
追加点が欲しい名電は6回に7番が2ベースで出塁すると1アウト後9番のヒット
と盗塁で2・3塁から2ランスクイズを敢行し2塁ランナーは刺されたが貴重な追加
点を挙げ、8回には四球で出た5番を7番の2ベースで返して6-2と ほぼ勝負を
決めた。
名電の集中打は素晴らしく特に先制した3回に1点取ってなおも1・2塁から
3ベースとタイムリーが出るところが自力を感じさせる。
履正社も浜田相手に7安打&3つの四死球で7回と9回以外はランナーを出して
食い下がったがインハイのボール球に手を出すケースが多く、もう少し見極めが
しっかりしていれば ここまでの大差にはならなかっただろう。
第2試合:横浜 7-1 聖光学院
1回に横浜は1アウトから2番がヒットで出塁するが盗塁失敗。
直後に3番&4番の連打に5番の2ベースで先制するものの6番のレフトへの
長打性の打球をレフトがファインプレーで1点で止めると、その裏に聖光も1
アウトから連打でチャンスを作るものの後続を絶たれる。
横浜は2回にレフトのエラーとヒットでチャンスを掴むと2番の内野安打で2点
目を挙げると、3回にも1アウトから連打とエラーで3-0とリードを広げる。
聖光も三者凡退は6回のみで2回と6回を除いてヒットを放つが横浜内野陣に
3度の併殺を喫する。
特に5回に1アウト1・2塁から三遊間に飛んだヒット性のライナーを3塁手がダイ
ビングキャッチでの併殺は流れを横浜に確定させるものだった。
直後の6回に横浜は2アウトから9番のHRで4-0とし8回には7番の2ベース
から4安打に犠牲フライを絡めて3点を追加し、聖光の反撃を その裏の2番&3番
の長短打で挙げた1点に抑えて7-1で完勝。
共に初戦を完封した投手同士の対戦だったものの横浜17安打、聖光も11安打
と打線が しっかり捕らえ点の取り合いになってもおかしくなかった展開だが3つの
併殺を取った横浜とエラーが2点目と3点目に絡んだ聖光の差がスコアに現れた。
第3試合: 智弁学園 1-2 関東一
1回から両校とも活発にヒットが出て塁上を賑わす。
4回に関東は5番が内野安打で出塁しバントFCとバント成功で1アウト2・3塁
から8番の2点タイムリーで先制、5回・6回と先頭打者が2ベースで出塁するが
バント失敗などでチャンスを潰し追加点が奪えず。
智弁も2回に先頭の2ベースから1アウト1・3塁、4回にも1アウト満塁と中村を
攻め立てるが後続を絶たれ5回2アウト満塁、6回2アウト2・3塁でも得点できず。
それでも8回に先頭の5番の3ベースで出塁し6番の犠牲フライで ようやく1点
を返す。
そして9回に1番がヒットで出塁しバントで2塁に進むが3番の いい当たりがレフト
の正面を突き、4番は粘ったもののファウルフライで試合終了。
共に8安打を放ち四球は むしろ智弁の方が5個と多かったが関東一・中村と
智弁の青山の両投手が踏ん張った形で特に智弁は12残塁。
明暗を分けたのが8回に智弁が1点を返したノーアウト3塁からのライトへの打球
をファインプレーで犠牲フライで止めた事。
頭を越していれば最低でもノーアウト2塁だったわけで1点で凌いだのが最後に
効いた。
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残りましたね。珍しいと思います。鳴門、健大は
予想外の進出か、特に鳴門は昨年の神宮大会、洲本戦
を観て全く期待出来ないと思っていましたが。
関一も中村の踏ん張りで智弁を下し久々のベスト8。
関東勢が優位の大会となっていますが名電、光星、
桐蔭の前評判の良いチームも順当の進出。
ここまで今一つ盛り上がりに欠ける大会ですが、
面白い準々決勝4試合を期待します。
むしろ健大は天理戦を見たら‘強いな’と思っていたのでベスト4は驚きませんが、鳴門が作新に勝つとは思ってませんでしたから意外でした。
明日は神宮大会決勝のリターンマッチと関東決戦ですね。