仮面ライダーフォーゼも そろそろ後半に入るのだが今回の修学旅行編で我望
理事長率いるホロスコープスに対して財団Xが資金提供している描写が出て
きたのには驚いた。
財団Xは もともと仮面ライダーWに登場したミュージアムに資金提供していた
闇の巨大資本で、人工衛星まで所持している世界規模のネットワークと無尽蔵
な資金を誇る組織らしい。
これがフォーゼにも登場したのだが、よくよく考えるとWとフォーゼは三条陸
や長谷川圭一など同じ脚本家が担当しているので世界を共有する事ができる。
思えば納谷悟朗が声を担当しているショッカーの首領は以後もゲルショッカー
やデストロンでも首領として登場するだけでなく各シリーズに登場しGODや
ゲドンなども影で操っていたのだが、原作ではショッカーの正体は政府の特務
機関という事になっていた。
余談ながら財団Xは武器などを流普させる死の商人的な性格を持っているが、
死の商人といえば石の森章太郎原作のサイボーグ009の敵が死の商人である
ブラックゴーストだから これまたつながりがある。
いずれも共通項は1つの番組のヒーローや組織だけでは手に負えない巨大な
組織という事になっている。
となれば財団Xが響鬼を除く龍騎以降の平成仮面ライダーシリーズの敵キャラ
を影から操るというショッカーのような性格にすれば、フォーゼ以降も敵組織を
作りやすくなるのではと考えるのだ。