先週OAされたウルトラマンエースの50話・東京大混乱!狂った信号では超獣
シグナリオンが登場するのだが、何より凄いアイディアだと思ったのがシグナリ
オンを守護神と崇めるレボール星人が東京中の信号を自由に操って東京を
大混乱に陥れるというもの。
更に信号機から熱線の赤色光線、血液を蒸発させて体温を低下させる青色
光線、人々を発狂させる黄色光線と3種類の光線を発射して攻撃してくる。
車社会の現在では信号は必須アイテムになっているし信頼していた信号機が
壊れると事故が多発するというのは当然だろうから先日逝去した石堂氏の文明
批判的な内容の作品になっている。
ただ信号が壊れてしまうと最初に事故は起きるものの途中から車を通行止めに
されれば一時的に流通などが麻痺する弊害を除けば人類を侵略するという決め
手にはならない。
信号を操る秘密基地を地下に建設しマンホールをアスファルトで固めているの
には笑ったが、これが東京限定なのか?それとも実験段階で東京で成功したら
外の所でもやろうとしたのか?
これがメトロン星人が行った人間を発狂させる赤い結晶体をタバコに混入する
という作戦なら、シナリオ版で星人が言った
‘タバコへの混入は あくまで実験で、この結晶体を水道水に混入したり大気に
拡散すれば・・・・’というように発展させられるけど信号を操っても そこまでの脅威
にはならないと思うのだが。
せっかくシグナリオンという超獣を連れて来ているのなら、そのまま超獣を使って
破壊活動を行った方が自分達の正体も知られる事なく侵略できると思ってしまう
のだ。