今月は15日と16日に小6の次男が長崎に修学旅行に出かけたの
だが行く前にシャンプー中に泡を流し終えるタイミングでシャンプ
ー剤を分からないようにかける‘エンドレスシャンプー’という入浴
時のイタズラをキックベースに出席している子供達に教えたところ、
意外にも‘それコロコロコミックに載っていた'と次男の同級生達が
言っていて驚いた。
この手のイタズラは一歩間違ったらイジメになりかねないので、
やられ役が気付いたら速やかに中止させないといけないという事を
フォローはしていたが、我々が学生の頃からのイタズラが伝統とし
て生きているのは嬉しいものがある。
こうした世代を越えて脈々と続いているイタズラがある反面‘砂
の嵐作戦‘のように今ではできなくなったイタズラもある。
‘砂の嵐’作戦とは「夜中の放送が終わった時間帯に海賊版の番組が
あって通常では見られないような面白い(エロい)内容で不定期に
やっている」と教える。
そして「たしか今夜あたりやっているよ」と教えると、騙された
者は2:00とか3:00あたりまでTVを点けているわけだが当然ながら
何も映らないため翌日も「実は今夜だった」と言って2日連続で夜中
まで起きさせる。
そこで「何も映らなかった」と言うのを「ザーザーなっているのが
映ったろう、それが砂の嵐たい」と教えて初めて騙された事を知るの
だが、いかんせん2日連続で夜中まで起きているため授業中に居眠り
して先生から怒られるという悲惨な結末を迎える。
ただし‘砂の嵐’作戦は純粋なヤツが引っかかる反面、嫌われ系は
疑り深いので引っかからないという側面があるのが難点で今では恐ら
く難しいだろう。
今どきのTVは24時間ほぼOAされており仮に放送が終わって
も録画機もあるのでタイマー録画という対策もできるし、過激なア
ダルト系ならネットなどでも見られるので40年近い前のように眠
い目をこすりながら・・・という目に遭う事はない。
このイタズラの‘肝’は騙された相手が睡眠不足にさせるという
事なのだから、放送休止時間が長い「Eテレで」と言わないといけ
ないし、ならばEテレをタイマー録画させて‘砂の嵐'を後から見
させても面白味がないわけだ。
ちなみに‘砂の嵐’作戦は年に1度ぐらいしか引っかかる者は
いなかったし、2度は使えないイタズラなので成功する確率は低
かったのである。