ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ホルヘ・リナレスのライト級王座統一を見て思うもの
リナレスが王座統一=ボクシング
日本時間の9月25日早朝にイギリスのマンチェスターで行われた
WBC休養王者のホルヘ・リナレスとWBA王者のアンソニー・クロー
ラの世界ライト級王座統一戦は、リナレスが115-114、115-113、
117-111という3-0の判定勝ちでタイトルを統一した。
試合は前進しながらプレッシャーをかけボディブローを放つクロ
ーラに対しリナレスは距離を取りながら的確にパンチをヒットして
ポイントをピックアップしていく展開で試合は進み、6R終了間際に
は右ストレートをヒットさせてロープに詰め連打を浴びせるなど最
後まで相手にペースを渡さず採点上は僅差ではあったものの内容的
には完勝だった。
これでリナレスは昨年5月にロンドンで1位のケビン・ミッチェル
相手に10RでTKO勝ちして初防衛に成功して以来のイギリスでの試合
だったが、圧倒的なアウェーの中での勝利は特筆すべきものでWBC
バンタム級王者の山中慎介らにも続いて欲しいもの。
以前も記したようにライト級から上の階級は日本に王者を呼んで
挑戦する事自体が難しくなってきているので、リナレスや亀海善寛
のように海外に乗り込んで試合を重ねるべきだろう。
これで8月20日に行われたWBOミニマム級王座決定戦から約1ヶ月
の間に国内での世界戦が6試合に、海外でのクァドラス-ロマゴン
戦などのビッグマッチ4試合を見る事ができたのだが16日の山中慎介
&長谷川穂積の試合以外はWOWOWで中継された亀海戦をはじめとした
試合の方が見応えがあった。
やはりボクシングの面白さは楽な相手をKOする試合より、判定でも
強敵との対戦の方が面白し盛り上がる。
井上尚弥が ここ2試合拙戦を演じたのに対し、山中慎介がアンセル
モ・モレノをKOした試合やホルヘ・リナレスのイギリスでの試合を見
ると余計にそう思えてくるのだ。
これでボクシング界は年末興行に入るのだろうが安易なKO勝ちあり
きのカードだけは ごめんこうむりたい。
« 今では できな... | 石堀光彦の負... » |
> やはりボクシングの面白さは楽な相手をKOする試合より、判定でも
強敵との対戦の方が面白し盛り上がる。
井上尚弥が ここ2試合拙戦を演じたのに対し、山中慎介がアンセル
モ・モレノをKOした試合やホルヘ・リナレスのイギリスでの試合を見
ると余計にそう思えてくるのだ。
これでボクシング界は年末興行に入るのだろうが安易なKO勝ちあり
>きのカードだけは ごめんこうむりたい。
いいたい事は分かるんだけど、ボクシングってプロレス同様の問題を抱えていて、かってナンシー関「紙のプロレス」での連載で指摘したんだけど、プロレスと言うのはそれなりに人気はあるんだけどプロレス界内の情報を一般社会と共有できてない。という問題ボクシングも抱えていて要するにボクシング界の中で凄いとか快挙とか言われる価値を一般社会が全く共有してないんですね。例を挙げると、竹原がミドルでタイトル獲得した時、ボクシング界は大騒ぎしていたのに、一般メディアは全く騒いでなかった。で竹原はそれにより国民的な存在になる事も収入も得られなかった。
後WBC総会を日本でやった時デラホーヤが来日したんだけど空港で押しかけたファン50人だけ。しかもどうやらサクラ(帝拳あたりが手配か?)。こんな事他競技のスーパースターなら考えられませんよ。
こんな状況で日本の選手が強敵と対戦しても、それが強敵と世間は知らない訳だから、ただ単に「苦戦した」「弱い」「KOできなかった」みたいな感じになるし、それで勝っても通常そんな強くない選手に勝つのとメリットほとんど変わらない。更に負けるリスクだけ高くなるという話になると思います。
困った状況ですね。
リナレスの場合サルガドから1RでKO負けした試合が
象徴的ですね。
もっともサルガドからタイトルを奪取したのが内山高志ですから、何とも言えませんが・・・
最近のマスゴミは海外ブランドに弱いので言われるように国内で強敵を連れて来ても反応が今一つという感じでしょうね。
だからこそ海外を拠点にしてビッグネームを倒していくというのがボクシングをメジャーにする第一歩でしょうけど、ワ○ナベジムをはじめ多くのジムがそこまでの
気概がないのが何とも痛恨です。