オオタカの森で観察、今頃の季節は繁殖期の初期だ。 10月に入るとテリトリーに♂が戻ってきて、あちこちで姿を見るようになる。 しばらくするとテリトリーに♀が入り、♂を待つようになる。
お互いに繁殖相手にふさわしいか吟味・確認して、ふさわしいと判断できると、求愛給餌やペアのディスプレイフライトを繰り返し、絆を深めていくのである。
だが、すでに何回か繁殖成功しているペアは、あまりディスプレイフライト等は行わないようである。 その後♂は、侵入者を追い出したり、カラスと戦ったりと、テリトリーの確保に大忙し、繁殖の準備を整えていくのである。
この時期♀は、♂とコミュニケーションを図るため、以前は良く大声で鳴いたのだが、最近はほとんど鳴くことが無くなった。
これからは楽しい季節である。 くれぐれもオオタカの活動の邪魔をしないよう、注意しながら見守りたいものである・・・・。
*この時期川や池で狩りをするのは、越冬のために飛来した、この地で営巣しないオオタカがほとんどで、近くで営巣している者も少数混ざっている。
ノスリが何かを気にしながら飛んできた。
突然背後からオオタカが蹴りを入れた。
蹴りを入れた張本人。テリトリーを守る♂だった。
木の先端のアオゲラ。
藪のアオジ。
元気なヤマガラ。
ハイタカが飛んだ。
岩の上のタヒバリ。
カワセミがとまる。
川にはカンムリカイツブリ。
光るススキ。