雨が多い。 降雨の合間をぬって観察に出かける。 オオタカの森、巣立ってしまったので、幼鳥がどこにいるのかわからない。 しばらくすると、親が来たのか一斉に鳴きだす。 だが姿は見えない。 茂った木の中にいるようだ。
もう少ししないと飛べないので、飛べるようになるまでは姿は見られない。 こんな時は鳴き声で観察する。 鳴き声で十分動きはわかる。 近くに母鳥が居るはずなので探してみると、じっと子供を見守る親鳥が居た。
常に見守る母鳥、子供が分散するまで餌を運び続ける父鳥、毎年のことだが、その辛抱強さに頭が下がる思いがする。 こんな素晴らしい猛禽の生活が、動物園ではなく、近くの森で自然に見られる事にいつもながら驚く。
いつまでも、この自然が変わることなく続くことを願っている。 今年も幼鳥が離れていくまで見守りたい・・・・。
巣立った幼鳥。やっと巣の近くで見つけた。
じっと見守る♀、少し疲れているよう。
遠くでムクドリを追いかける♂。
林のメジロ。
シロツメグサ。