オオタカの森へ行った。 ♂♀が居たが、すぐ♀が何処かへ行った。 ♂がキョロキョロと何かを探している様だった。
今頃いるタカには、越冬ダカと営巣ダカがいる。 池や川に居るのは、おそらく春には北方に帰る越冬ダカだ。
営巣ダカは12月頃から営巣林にペアで定着し、その後ディスプレイ → 巣作り → 求愛給餌 → 交尾 → 抱卵と進んでいく。 一般的に、現在は巣作りから求愛給餌の頃。 バレンタインデー前後から交尾し、3月下旬から4月上旬に抱卵に入る。 ペア活動が最も観られる時期だ。
しかしながら、彼らが最も警戒する時期であり、観察・撮影には十分な注意が必要である。 動物の写真は、高性能な機材よりも、対象の生態を熟知する方が重要であるが、熟知しようとする余り、頻繁に近づいてはいけない。(毎日通ってはいけない。) ストレスを与えてしまい、本当の姿を見せてくれなくなってしまうのである。(営巣放棄する場合もある。)
この辺の我々の行動は非常にデリケートで、一種の技量であり、写真家の感性の試されるところである。 これからの季節、彼らの生活を邪魔せず、あるがままの姿で記録を残し続けたいと思っている・・・・。
林の♂。何かをキョロキョロと探している。
林縁の林で少し休んでから飛んだ。
ヒヨドリが羽虫を捕らえている。
枝のシメ。
モズがとまる。
黒い実を食べようとするヤマガラ。
体の模様が面白い猫。