三保真崎では、シラコダイの成魚を見ることも稀ですが、幼魚を見たのはこれが初めてです。
先週も観察して撮影をしましたが、単なる証拠写真だったので、アップするのは止めて、本日撮影し直して来ました。
成魚にはない、この淡い感じとゲンロクダイにも通じる「和」の感じが良いです。
三保真崎では、シラコダイの成魚を見ることも稀ですが、幼魚を見たのはこれが初めてです。
先週も観察して撮影をしましたが、単なる証拠写真だったので、アップするのは止めて、本日撮影し直して来ました。
成魚にはない、この淡い感じとゲンロクダイにも通じる「和」の感じが良いです。
見つけた当初は5cmくらいでしたが、倍近くの大きさになり、全体的な黄色味が薄れて、ほぼ親と同じカラーリングになりました。勝手に同じ個体だと決めつけておりますが、大した根拠はありません。もしかすると、複数個体いた中の1匹かも知れませんね。
群れが居るという話は聞いておりましたが、信じていませんでした。最大で2個体(ペアかな)は見ていますが、並チョウのような群れは存在していないと思っていました。
それが居ました。10匹の成魚の群れって、どぉなんでしょう。
白昼夢を通り越して、ある意味で悪夢です。
喜んで良いの?それとも認識を改めなければいけないのでしょうか。
仮に、この環境でこの状態を人の手で再現しようと思ったら、できるのでしょうか。
ある意味で人為なのかも知れません。別の側面から見れば、自然のなせる業なのかも知れません。
そのメカニズムを知るべきか、目を背けるべきなのか。判断できません。
遠目から見たらシコクスズメダイの幼魚に見えましたが、何となく違和感があったので、念のため撮影してみると違います!背鰭の感じや鰭の青い縁取り、色のトーンも違います。初見の魚だったので、戻ってから図鑑で確認してみたら、オナガスズメダイの幼魚でした。2cmほどの大きさだったので、かなり画像をトリミングしています。この側では、ソメワケヤッコが2個体もいました。
この場所は昨年、タテジマヤッコが出現して話題になったところだったので、注目を怠らなかったのが功を奏しました。
久しぶりに、アブラヤッコの幼魚を観察しました。
この種は、三保真崎で観察されている唯一のCentropygeなので、見れると嬉しいです。
今シーズンは、ちょっと出遅れている感がありますが、徐々に沖堤の季節来遊魚が充実してきました。
現地での産卵と黒潮の通過のタイミングなので、なかなか予測はできませんが、場所によっては「えぇ〜もぅ来てるのぁ〜」って驚くようなタイミングもあります。
十数年前の話しですが、初めて三保真崎でこのツキチョウを見たときの感動は忘れません。
しかしながら、ここ数年は立派な成魚を何匹も見るようになって、感動は恐怖に変わりつつあります。
人の気持ち何て無い物ねだりなものですが、この違和感の景色が当たり前にならないように願いたいです。
ここ2〜3週の間に4ペアほど遭遇しているってことは、今が盛りなんですね。
イメージ的には、もう少し早かったような気がしますが、今年は底の低水温が
長かったからその影響かも知れません。
ただし、あくまでも私見ですが、甲殻類の繁殖行動は水温の影響を受け難いよう
な気がしていたので、不思議な光景に映ります。
お寿司屋さんで、標準和名で注文すると聞き返される魚です。一般的には「コハダ」という名称で頼みます。実際、コハダはもう少し若いステージを指す名称ですが、寿司ネタとしての通り名として使われています。それよりも若いステージはシンコと呼ばれて珍重している方もいるようです。最近は、カウンターで注文するような寿司屋に出入りしなくなったので、懐かしいお話です(苦笑)。
この魚は、調べると面白いエピソードが沢山あるので、ウンチクを語ると楽しいのですが、今の若い子には武士だ切腹だと言っても響かないようなので、おじさん達は知っていても相手を選んで話をしないとダメかも知れませんね。
この魚が現れると、釣り好きの人にとっては、仕事が手につかなくなるシーズンになりますね。
なかなか底の低水温が解消されませんが、悪い事ばかりではありません。
こんな劇的な演出を残暑厳しい折にしてくれることもあります。
過去にも1度だけあったような誤情報だったような(笑)。