占い師の日記

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希望の手紙・2

2008年09月09日 04時59分30秒 | 鑑定1-鑑定15
        愛子さんの手紙・二枚目

手術の日、私達はある約束をしました。

それは、もし手術が失敗して彼が帰って来れない時は、

別れよう、という約束でした。

これは、彼からの提案で私もそれに対して反対はしませんでした

もちろん、彼が帰って来ることを信じていましたし、

彼もそうだと思います。

それに、先生が仰っていたリスクを、

私達でも背負う事で、

もっと良い結果が得られると思ったからかもしれません

そうでなければ別れるなんて私も彼も

もう一番使いたくない言葉ですから (笑)

手術が始まって、約八時間 

手術室の電気が消え彼が出て来ました。

担当医の先生からは、

手術は、上手く行きましたが、ここからが正念場ですね

と言われ、詳しく聞くと

最悪このまま目覚めない事もあるということでした。

もちろん、目覚めても何らかの障害は、

覚悟しておいて欲しいとも言われ、

信じていても、祈る想いで彼の入っている集中治療室から

離れることが出来ませんでした。

手術から、一日過ぎ・・・二日過ぎ・・・。

まだ目覚めない彼の側にいることも出来ず、

ただただ、部屋の前で待つ事しか出来ない私は

彼が戻って来ると信じているのに、

その想いが揺らがないようにしている事だけで精一杯で・・・

情けないかぎりです。

三日目の夕方 突然、集中治療室から看護婦さんが出てきて

彼の意識が戻った事を告げられ

私は、その場で涙が止まらず泣き崩れる事しか出来ませんでした。

こんなにも、生きているという事が尊く感じた事は初めてです

彼が集中治療室から病棟にうつされたのは、

意識が戻ってからすぐの事で、

手術後初めて会う彼にどんな言葉をかけたら良いのか

迷っていた私に、彼は少し微笑んで、まだ出ていない声で

私に何かを伝えようとしていました。

周りの人には、聞こえない言葉

でも私には聞こえる言葉でした

結婚しよう。」そうはっきりと聞こえていた私は、

ただ頷く事しか出来ず、私の方が涙で口がきけなくなっていました。

それから数日が過ぎ、彼の障害がハッキリと現れ、

お医者様から告げられたのは、

右半身不随言語機能障害という、

覚悟をしていても酷な言葉でした。

それでも彼は、先生の言葉を信じ

リハビリをしたい」と切れ切れの言葉でお願いしていました。

その姿を見て、私も彼と共に障害に立ち向かう覚悟が出来ました

先生が仰ってくれた私自身の幸せを探す事

今ならはっきりと言えます

先生

今、私は幸せです

これからは、どんな事があっても、どんな苦労をしても、

きっと幸せって言えると思います

先生に会えた事彼と出会えた事すべてに感謝しています

最後に、先生にお願いがあります

彼が退院したら二人だけで結婚式をしようと話しているのですが、

先生にだけは、招待状を送らせて欲しいのです。

先生がご多忙なのは重々承知しています。

ですから、ご無理はなさらないで下さい。

ただ、どうしても先生にだけは送っておきたくて

わがまま言ってすみません 宜しくお願いいたします。

拙い手紙を最後まで読んでいただいて、ありがとうございました

先生、お忙しいとは思いますが、

お身体など壊されないようご自愛下さい。



愛子さん、本当におめでとう

結婚もそうだけど、

自分自身の幸せを、しっかりと見つけられた事

心からお祝いいたします 本当によかったね

こんな嬉しい招待状ならいくらでも貰うから、必ず送ってね

と、先ほどの招待状をチラ見する私

そうそう 皆さんにも、愛子さんからメッセージです


PS

先生のブログ、彼と楽しく拝見させてもらっています。

是非みなさんに、お礼が言いたいのでお伝え下さい。

皆さん、メッセージありがとうございました

挫けそうになったり、不安に押しつぶされそうになったりした時

皆さんからのメッセージを見て、本当に救われました

見知らぬ私に温かい言葉をかけて頂いたこと、

心から感謝しています

私達も皆さんのように、

優しく人に手を差し伸べられるような人になれるように

努力して行こうと思います

皆さん本当に本当に、ありがとうございました



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コメント (16)
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