暴走・４透明「・・・・・・。」
しばらく交差点の様子を視ながら
考える・・・。
透明「・・・やっぱり、むち打ちの影響
なのかな
となると、首のチャクラが壊れてると
考えた方が良いかもな～
まあ、でも取り敢ず先ずは戻る方法を
考えることが先決
」少し落ち着いて深呼吸をする・・・。
意識を丹田に置き、ゆっくりと力を抑え
オフの状態に持って行く・・・。
透明「・・・・・・・・・・・
・・・・あれっ
・・・・・・・・・き、切れない
」力の制御が出来ない
どういうコト
透明「もしかして、力の制御って首のチャクラ
の管轄ってこと
そ、そうなると、どうなるんだ
」青ざめた顔の透明
このまま視覚と聴覚が制御出来ないと
命にかかわる
透明「ま、まずいな～
このまま、部屋で力を解放し続けて
のたれ死にってこともあり得るぞ
う～ん
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まいっか
何とかなんべ
」ら、楽天的すぎ
ヒマを持て余していた私は、取り敢ず立ち上がり
辺りを見回す
透明「あははっ
なかなか絶景だな～
渋谷の交差点ど真ん中で辺りを見渡すと
こんな風に見えるんだ
何だか透明人間になった気分
良い経験だな～
少し歩いてみるか
」好奇心イッパイの私は部屋の中であることを
忘れて歩き出す・・・とうぜん
「ガツン
」透明「あうっ
つぅ～～～～す、すね、すね
」アホすぎる・・・
透明「そうだよな～
部屋の中だもんな～それじゃ～部屋の作りを思い出して
部屋を出ればもっと行動範囲が広がる
ワケだ
・・・・・でも、それはさすがに危険だよな～
・・・・・ウズウズ・・・ウズウズ・・・。」
ちょっとだけなら大丈夫かな～
とか想っている透明
このまま、部屋の外へ出てしまうのか
続く・・・。
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