う~ん マンダ~○ ・5
桃代「・・・・・・。」
透明「」
桃代「透明ちゃんあたしと結婚しないかい」
透明「はい」
タイ「も、桃代ねぇ~さん」
桃代「結婚がダメなら、あたしの子供にならないかい」
透明「ええ~~~~っど、どうしちゃったんですか、
いきなり」
桃代「いやねぇ~あんたなら、あたしの跡目を継いで
くれるんじゃないかと思ってねぇ~」
透明「で、でも、お弟子さんも沢山いらっしゃるんじゃ
ないですか」
桃代「・・・・・・」
透明「・・・何か、悩みでも」
桃代「ふ~っ・・・・透明ちゃんは、確かに占い師向き
だねぇ~あんたと話していると、何故か悩みを
だねぇ~あんたと話していると、何故か悩みを
聞いて欲しくなる」
透明「あははっ職業病みたいなものです」
桃代「まあ、せっかくだし、聞いてもらおうかねぇ~」
透明「よろこんで」
泰蔵さんが珍しく、お茶を入れてくれる・・・
私は、桃代さんの中に、言いしれぬ不安感があるのを
感じていた
感じていた
桃代「透明ちゃんは、人の死期は分かるかい」
透明「・・・・はいでも、占い師は人を生かす
仕事ですから、死期は・・・」
桃代「いや自分の死期は分かるから言わんでもいい
まだ、透明ちゃんには分からないかもしれないけどねぇ
この年になると、自分のいなくなった後のことを
考えるようになるもんなんだ
あたしは、身内はいないからね
自分がどこでのたれ死んでも良いんだが、
あたしが残したモノを、弟子達が奪い合うのが
目に視えていてねぇ~
目に視えていてねぇ~
いわゆる予見というヤツさ
あたしは、跡目なんて正直、どうでもいいんだが、
弟子達は、自分が一番じゃないと気がすまない
みたいなんだよ」
透明「でも、一番弟子の方もいらっしゃるんじゃ」
桃代「一番弟子は、5年前に他界したんだよ
あの子が生きていれば、こんなことには
ならなかったんだがねぇ・・・」
透明「そうだったんですか・・・」
桃代ちゃんの話では、当時一番弟子だった方の下は、
同時期に5人のお弟子さんがいて、どの方も
二番弟子を名乗っているとのこと・・・。
二番弟子の方々は、我が強く、キョウダイ弟子の中でも
優劣をいつもつけたがっているそうだ
優劣をいつもつけたがっているそうだ
桃代ちゃんは、そんな弟子達を不安に想っている為、
跡目を選ぶことができないようだった
透明「・・・・・・。」
桃代「まあ、こんなくだらないこと自分で決めなきゃいけない
ことなんだけどねぇ~
でも、透明ちゃんに少し話を聞いてもらって、
楽になったよわるかったね手間とらせちまって」
透明「う~ん・・・」
桃代「」
透明「桃代ちゃんは、誰かに跡目をとらせたいの」
桃代「いいやあたしは跡目なんてどうでもいいんだよ」
透明「そっかそれじゃ~、このまま桃代ちゃんが
亡くなって跡目をとろうと弟子達が争うのが
嫌なだけなんだね」
嫌なだけなんだね」
桃代「そ、そう、だね」
透明「それなら、そんなに問題はないんじゃないかな」
桃代「」
次回、桃代ちゃんのお宅にお邪魔しま~す
続く ・・・。
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