

透明「もしこのまま、念を使い続けると・・・。」
佐喜「ゴクリッ
」

透明「確実に亜魂の華が咲いてしまう
」

佐喜「あごん
」

透明「そう
亜魂


一般的には聞き慣れない言葉だと思うけど、
業界的には良く使われる言葉なんだ

亜魂は、自分自身の魂を構成する魂魄(こんぱく)
とは別に、魂魄を覆っている別の機関を言うんだけど、
簡単に言えば、魂魄が自分自身を構成する魂の大元
つまり、生きるためのエネルギーを司るものとすれば、
それ以外に身体を動かす機関や精神を司る機関、
思考を司る機関などの、魂魄を守るように覆っている
魂部分を総称して、亜魂とするんだ
とは別に、魂魄を覆っている別の機関を言うんだけど、
簡単に言えば、魂魄が自分自身を構成する魂の大元

つまり、生きるためのエネルギーを司るものとすれば、
それ以外に身体を動かす機関や精神を司る機関、
思考を司る機関などの、魂魄を守るように覆っている
魂部分を総称して、亜魂とするんだ

もちろん、各部分でそれぞれ名前はあるのだけど、
ここでは、それらを全てひっくるめて亜魂と認識して
もらえれば良いと思う

これらの補佐的機関というのは、魂魄から出る
エネルギーをその機関に分配し、個々の司る機関を
円滑に動かすことができるというのが特徴なのだけど、
円滑に動かすことができるというのが特徴なのだけど、
亜魂は、その見た目が球根の様な形、もしくは仏様が
手に持っている宝珠の形をしていることから、
手に持っている宝珠の形をしていることから、
その能力を特化させきってしまうと、華が咲くと
言われているんだ
」

佐喜「も、もし、その華が咲いたらどうなるのでしょう
」


透明「亜魂の華は、一般的には中の魂魄が表に出る時に
咲くものなんだ

要するに、人があの世に帰るときにだけ、その華は咲き、
魂魄を肉体から解き放つことになる
」
魂魄を肉体から解き放つことになる

佐喜「・・・・・それって・・・死・・・。」
透明「最悪はね・・・それでも、魂魄が出られるほど
華は開かないこともある

でも、ある意味その場合の方が問題かもしれない
」

佐喜「どういうことですか
」

透明「さっきも言ったように、亜魂は生命力とは違い、
人が生きるために必要な各機関のエネルギー
分配を司っている

そういう面でも、突然1つの機関に、エネルギーの
大半がまわってしまい、バランスを崩すと、
魂という生命機関が誤作動を起こして、華が半開きに
なってしまうことがあるんだ
なってしまうことがあるんだ

そうなると、各機関で問題が起こることがある

例えば、運動系を司る機関の華が半開きし、誤作動を
起こすと、運動系の神経がショートし、身体が動かなく
なることがある
なることがある

思考系であれば、モノを考えられなくなったり、記憶が
定まらなくなることもある
定まらなくなることもある

そして、念能力を司る精神系であれば、精神が崩壊し、
分裂してしまう恐れがあるんだ
」
分裂してしまう恐れがあるんだ

佐喜「
」

透明「通常、念能力も修行により引き出されたり、媒体となる
法具やアイテムがあれば亜魂には影響が出ず、バランスを
崩すことはないのだけど、佐喜さんの場合、石版の能力に
法具やアイテムがあれば亜魂には影響が出ず、バランスを
崩すことはないのだけど、佐喜さんの場合、石版の能力に
よって、直接、亜魂のバランスが崩された為、華が咲いて
しまう恐れが出てきてしまいます
」

佐喜「ど、どうすれば
」


透明「打開する方法は2つ

佐喜さんが、能力をコントロールし能力を使わないように
すること
その為には、大変な修行が必要になります
すること


もう一つは、念能力自体を封印することです

しかし、この封印にも代償はあります・・・
」

封印の代償とは ・・・。
続く ・・・。







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