


寺石「先生
俺は、周りの人達に応援されなく

なったから、運の塊が無くなり、運が悪く
なったように感じたのですよね
」
なったように感じたのですよね

透明「そうなるね
」

寺石「それって、自分が招いたことですよね
」

透明「う~ん
・・・言いにくいけど、そうなって

しまうよね
」

寺石「俺、バカだから
何で周りの人が応援してくれなく

なったのか
正直、分からないんですけど・・・。

俺、何か皆に悪いことしてしまったのでしょうか
」


くすくす
切り替えが早くて助かる


普通は、自分の悪い部分を認められなくて、いつまでも
負の連鎖が続いてしまうものだけど、寺石さんは、
自分の悪い部分を知り、打開しようとしている

これなら、割と早くに何とかなりそうだ・・・

透明「寺石さん
今まで、自分を応援してくれていた
人の数って数えられる
」

人の数って数えられる

寺石「えっ
数ですか
」


透明「うん
」

寺石「えっと・・・1・・・2・・・・。」
寺石さんは天井を見ながら、数を数える・・・。
寺石「先生
この数って、お客さんは入れないんですよね
」


透明「そうだね
」

寺石「そ、それじゃ~、15人くらいだと想います
」

透明「寺石さんは一人っ子だから、そこから両親の数を
引いたとしても、13人てところかな
引いたとしても、13人てところかな

ご両親は、寺石さんがどんなことをしても、
寺石さんの成功を願っている存在だから、
数には入れない方がいい
」

寺石「
」

透明「それじゃ~、その13人の中から、味方となる
人を数えてみてくれるかな
」
人を数えてみてくれるかな

寺石「えっ
味方と応援してくれる人って違うんですか
」



透明「応援することは誰にでもできるよ

味方というのは、それ以上の存在

君を本当の意味で助けてくれる存在を言うんだ

もちろん、応援してくれる人が全て味方なら
その数で良いのだけど
」

寺石「み、味方ですね
・・・えっと・・・・・・・。」

またもや、天井を見上げる寺石さん・・・。
人間て不思議だよな~
・・・何で大切なことを

想い出そうとするとき、空を見上げるのだろう

などと、考える透明先生を他所に、必死で寺石さんは
味方の数を数える・・・。
寺石「・・・・・・。」
透明「数え終わった
」

寺石「た、多分
・・・2人くらいだと・・・
」


透明「おっ
大分絞れたね
」


寺石「た、確かに、応援はしてくれている人は
いますけど、味方として色々な手伝いを
してくれた人って、少ないものですね
」


透明「そうでしょ

さて、その二人は、会社の上司と一番仲の良い
同期の子じゃなかった
」
同期の子じゃなかった

寺石「ど、どうしてそれを
」


透明「そりゃ~、分かるよ

だって、君がさっき、上司への不満を言っていたし、
一番仲の良い同期を、特に何てことは無い関係って
言っていたからね
」

寺石「えっ
そ、それって・・・。」

透明「くすくす
何か気づいたかな
」


寺石「お、俺・・・。」
透明「いつも助けてくれる存在・・・。
人間というのは、そのことに感謝はありつつも、
その実情に慣れていく生き物なんだ
だから、何気ない時に、そのことを当たり前と捉え
知らず知らずのうちに邪険にしてしまうこともある
」
その実情に慣れていく生き物なんだ

だから、何気ない時に、そのことを当たり前と捉え
知らず知らずのうちに邪険にしてしまうこともある

寺石「・・・・・・
」

少しは見えてきたかな 

続く ・・・。







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