実は・・・。 ・14
1分・・・2分経ったか・・・
今のところ、黒蝶の君が動く素振りはないが、
たかだか1・2分がこんなにも長く感じるなんて
私は、あえて構えを解き、黒蝶の君との間合いを
意識しながら様子を伺っていた・・・。
「ピッ 」
透明「・・・」
一瞬だけ、頬に痛みが走る
透明「・・・・・血」
いつ攻撃されたのか何をされたのか
正直分からないまま、私は後ろに飛びのいていた
透明「(おいおい・・・何も見えなかったぞ
しかし、頬が弾けたのは事実・・・。
こいつは、本格的にマズイみたいだ・・・)」
しかし、頬が弾けたのは事実・・・。
こいつは、本格的にマズイみたいだ・・・)」
黒蝶「にこり 」
黒蝶の君は、私の方を見てニコリと微笑む・・・
美しい顔立ちから生まれる微笑みがこれほど恐ろしく
感じることがあるなんて・・・
感じることがあるなんて・・・
私の頭の中では、最大級の警戒音が鳴っていた
黒蝶「はぁ~っおんし、来ないのかえ
妾は退屈なのじゃ・・・ 」
妾は退屈なのじゃ・・・ 」
透明「黒蝶の君余裕ありすぎですよ
正直、私は攻める手が見当たらない」
黒蝶「くすくす 素直なオノコは好きじゃぞ
しかし、弱いオノコは嫌いじゃ 」
しかし、弱いオノコは嫌いじゃ 」
そう言うと、手を前にかざす
透明「」
あっという間に、後方へ吹き飛ばされる透明
後ろにあった電柱に激突する
透明「うっ・・・
(ちっ・・・肋骨2本持って行かれたか)」
黒蝶「ふむっ・・・人間は何故に脆いのじゃろうなぁ~
妾が自由であった頃の人間も、ほんに脆い存在であったが、
今も変わらずか
もとは、妾達、鬼を産み出した人間が鬼より弱き存在
というのは、少々解せんなぁ~ 」
妾が自由であった頃の人間も、ほんに脆い存在であったが、
今も変わらずか
もとは、妾達、鬼を産み出した人間が鬼より弱き存在
というのは、少々解せんなぁ~ 」
余裕な素振りで、考え込む黒蝶の君だったが、
そんな素振りでさえも、隙が見当たらない・・・。
透明「はぁ~っ」
黒蝶「」
透明「(仕方がない・・・ここで尽きてもいいんだけど、
流石に、あの世で先生に怒られそうだし・・・。
少しだけ、封印を解こうかな・・・。)」
流石に、あの世で先生に怒られそうだし・・・。
少しだけ、封印を解こうかな・・・。)」
黒蝶「・・・何じゃ 」
次回透明VS黒蝶の君決着です
続く ・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
https://guardian-jewelry.com/
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
https://guardian-jewelry.com/
ポチしてくれると励みになります
応援よろしくお願いします
↓ ↓
にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン2箇所ポチッとよろしくお願いします