


透明「それにしても、お前がそこまで悩むこと
じゃ無いんじゃないか
じゃ無いんじゃないか

それとも・・・弟子が取られたみたいで、
ジェラってるとか
」

円「馬鹿じゃないの
私だって、それくらいの

分別はあるわよ
」

透明「それじゃぁ、何でそんなに悩むんだ
」

円「う~ん
・・・普通なら悩まないんだけど・・・。」

透明「
」

円「あの子は、人の気持ちを敏感に察知しすぎる
ところがあるじゃない

その能力が、あの子を傷つけてしまうんじゃ
ないかと思って・・・
」

透明「そりゃぁ~考えすぎだよ

千鶴ちゃんだって、もう大人だよ

人の気持ちの変化に慣れることも勉強だし、
逆に、気持ちがわかる分、上手に恋愛することも
できるんじゃないかな
」
できるんじゃないかな


円「透明は甘いのよ
」

透明「
」

円「あの子最近、能力を持て余しているみたいなの

若い頃、私達にもあったでしょ
」

確かに、私達も能力を持て余してしまっていた時期があった

その時は、自分の力の上限がわからなくなり、気持ちも体も
バラバラな感じがして、能力に振り回される結果になっていた
バラバラな感じがして、能力に振り回される結果になっていた

透明「あの子、もうそんなに・・・
」

円「あの子は、天才だもの

その上、師匠も天才とくれば、当然でしょう
」

チョイチョイ、自分のことを挟んでくるな~



透明「確かにその状態だと、感情が高まったり、落ち込んだり
しただけで、能力が暴走することがあるから、危険かも・・・
」

円「でしょ
」

透明「ちなみに、その彼の方は、千鶴ちゃんの能力や仕事を
理解しているの
」
理解しているの

円「まさか
そんなこと、千鶴が言うわけ無いでしょ
」


透明「どうして
」

円「あんた、バカ 



私、魔女やってます
って言って、信じる人間なんて

いると思う



ただでさえ、怪しまれることも多いのに、好きな人に
そんなこと言ったら、一気に引かれちゃうでしょ
」


透明「ふ~ん
そんなもんかねぇ~
」



円「恋愛事をあんたに相談した私がバカだった
」


透明「そ、そんなこと、言うなよ

でも、千鶴ちゃん・・・・そのまま隠して付き合う
つもりなのかなぁ
」

円「ま、まだ、付き合うとかまで行ってないの
」


透明「あっ
そうなの
」


円「だから、悩んでるんでしょ

師匠として応援すべきか
どうするのか
」


透明「・・・・・。」
師匠も大変ですなぁ~



でも、千鶴ちゃん自身はどうなんだろう

円の場合は、師匠の責任が先に経ちすぎているから、
偏った判断をしてしまいそうだし・・・

やっぱりここは、円を通して千鶴ちゃんの木人図を
視てみようかな
視てみようかな

続く ・・・。







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