く、来るな~~~っ ・8
車を走らせること1時間半・・・
海風が心地良い、横浜の山下公園
船の見えるベンチに千鶴ちゃんは、
座っていた・・・。
千鶴「うう・・ううう・・・」
円「ち、千鶴」
透明「円ストップ」
走りだそうとする円の腕を掴み、引き止める
円「透明な、何するのよ」
透明「円よく視ろ」
円「」
私達の目には、千鶴ちゃんを取り巻く禍々しいまでの
念の渦が映っている・・・。
念の渦が映っている・・・。
円「あ、ああっ」
透明「マズイな・・・。」
円「透明離してよ 」
透明「だから落ち着け」
円「」
透明「よ~く視ろ今、千鶴ちゃんは、自ら生んでしまった
負の念と闘っているだ
負の念と闘っているだ
お前も、身に覚えがあるだろう」
円「で、でも」
透明「あれは、千鶴ちゃん自身が乗り越えないといけない
壁なんだ
それに、今、お前が出て行って、千鶴ちゃんの気が
緩んだら、一気に持ってゆかれるぞ」
円「くっ」
そう、あれは、自ら生んでしまった強力な念・・・。
私達のような、忌むべき力があるものは、念を自由に
生んでしまう・・・それは、裏を返せば普通の人よりも
数倍強い負の念を生んでしまうことに繋がる・・・。
負の念は、強ければ強いほど具現化し、鬼を産む
恐ろしいモノ
恐ろしいモノ
千鶴ちゃんは、今まさに、自分と闘っている最中なのだ
透明「円・・・辛いのはわかるけど、お前も制御しろよ」
円「そんなの分かっているわよ
でも、まだ千鶴には、負の念の制御なんて
教えてないから・・・。」
透明「まったく俺達も、先生から直接教わった訳じゃ
ないだろ
俺達ができるのは、千鶴ちゃんが負の念に
飲み込まれないように、外からアシストして
あげるだけだよ
先生が、俺達にしてくれたようにね」
円「・・・・・。」
千鶴ちゃん何があったにせよ、
自分に負けちゃダメだよ
私たちは、固唾を呑んで千鶴ちゃんを見守っていた ・・・。
続く ・・・。
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