


私がヤモリの木人図から得た情報は、
ヤモリが蝿を取り、蟻を食べ、何だかわからない
小さな羽虫を食した後に現れた・・・(ううっ
)
小さな羽虫を食した後に現れた・・・(ううっ


透明「(コイツ、どんだけ食べるんだよ~~~っ

んっ
何だ
・・・コイツ、何かに警戒してるのか
)」


んっ




ヤモリの動きが落ち着かない・・・。
透明「(・・・・・えっ
何だ
急に視界が・・・。)」


ソレは、突然だった
いきなり目の前が暗くなり

黒い靄のようなものが立ち込める

透明「(火事
・・・そんなはずないよなぁ

泰蔵さんもここには居ないみたいだけど、
お店も閉まってるし、どうなってるんだ
)」



泰蔵さんもここには居ないみたいだけど、
お店も閉まってるし、どうなってるんだ

黒い靄はどんどん立ち込め、部屋を闇色に染め上げ
明かりのない空間のようにしてしまった・・・



透明「(この子の視点だと、ここまでが限界かな
)」

私は、スグに木人図から抜け出した・・・

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
陣「ところで、靄って何
」

透明「わからん
ただ、この店を包んでいたのは、

かなり高濃度の力を持っているように
感じたのだけど・・・。」
怜「・・・・・その靄を出したものが
ここにあるの
」

透明「多分ね
だけど、その靄が直接卵と関係している
可能性は低いかもしれない・・・。」

可能性は低いかもしれない・・・。」
陣「どういうこと
」

透明「もし、あの靄が強力な負のエネルギーだとしても、
鳳凰の卵がそれに負けるとは想えない・・・。」
陣「じゃぁ、靄は関係ないの
」

透明「まあ、パッと見程度じゃわからないから、
少し調べてみよう
」

靄の発生源を探す事、30分・・・

陣「もうダメ~~~~ッ
この店、そんなのばっかり


置いてるから、どれが発生源かなんて、
わかんないよ~
」


怜「・・・・眠い・・・
」

透明「本当に、これは一苦労だぞ



そう言えば、円と昴は
」

陣が奥に覗きに行く・・・。
あっ
帰ってきた


陣「透明
大変だよ
」


透明「どうした
」

陣「昴と円、悩み続けてる泰蔵さんの横で、
おまんじゅう食べてくつろいでた
」
おまんじゅう食べてくつろいでた

透明「・・・・・二人をこれへ

・・・引っ立てろ~~~~っ 
」


この後、昴と円に怒りの鉄槌を下した私は

事情を説明して、靄の発生源を探させる・・・。
円「痛いなぁ~っ
も~う




何で私がこんなことしなくちゃならないのよ~
」


透明「この中で、一番やらないといけないのは、
誰でしたっけ
」


円「うっ
」


昴「円は分かるが、何で俺まで
」


透明「昴きゅん
君、陣を使って、誰かを無理やり
巻き込みませんでしたか
」

巻き込みませんでしたか

昴「あっ
・・・そ、そうだな




皆でやった方が、早いよな
」

透明「・・・・・はぁ~
とにかく早く探さないと
」


円「コレでしょ
靄の発生源って
」


透明「・・・・何かムカつく
」

陣「何かムカつく
」

怜「ムカつく
」

昴「ついでにムカつく
」

円「何で、ムカつく×4なのよ~っ 



ちゃんと見つけたんだから、良いでしょ~
」


透明「はいはい、ご苦労さん

それじゃぁ~、円さんは中でお茶でも飲んでいて
ください

役立たずの我々は、ここを片付けつつ、
コイツを調べてみますから
」

円「何で怒ってるのよ~~~っ



私も手伝うわよ~~~っ
」

そんなワケで、犬よりも鼻のきく円さん
のお陰で、

靄の発生源はわかったのだが・・・。
透明「あれっ
この箱・・・開かないけど
」



その箱は、鍵がかかっているのか
ビクともしなかった ・・・。

ビクともしなかった ・・・。
続く ・・・。







https://guardian-jewelry.com/
ポチしてくれると励みになります

応援よろしくお願いします

↓ ↓
にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン2箇所
ポチッとよろしくお願いします

