一大事件 ・15
私が、指をさしたモノは・・・
タイ「な、なんだ」
昴「はい」
怜「こたつ」
陣「えっえっどこ」
円「あんた、からかってんじゃ
・・・・・ああ~~~っ 」
タイ「何だ何だ」
怜「はぁ~そういうこと」
昴「えっ意味がわからんが・・・。」
陣「えっえっなに」
私の指のさす先には、先程円が借りたと
言い張っていた笏が ・・・。
言い張っていた笏が ・・・。
タイ「笏笏がどうした」
昴「なるほど」
陣「えっわかんないえっ俺だけ」
透明「タイさん鳳凰の卵と、この笏
どちらが大事」
タイ「あ~ん鳳凰の卵に決まってんだろう」
透明「それじゃぁ~、決まりだね」
タイ「」
私は、テーブルの上にある笏を取る
「バキッ 」
タイ「ひぃぃぃいいい~~~~っ
な、なにするんでぇ~~~~っ」
笏は、見るも無残に真っ二つ
すると・・・
「カポッ」
円「えっ」
怜「おお~っ」
昴「開いた」
タイ「」
陣「えっえっ」
さっきまで、全く開かなかった箱が開き、
中から一筋の光が飛び出す
タイ「な、何だ今の光」
透明「タイさんにも、見えたでしょ
アレが、鳳凰の卵の雛だよ」
タイ「ど、ど、ど、どうなってるんでぇい」
透明「タイさん鳳凰の卵は」
タイ「ちょ、ちょっと、待ってろ」
奥から、卵を持ってくる・・・。
タイ「ど、どうだ」
透明「・・・・・うん戻ってる」
タイ「本当か」
透明「本当だよタイさんもさっき、見たでしょ
雛が卵に戻るところ」
タイ「はぁぁぁあああああ~~~~っ」
ちょっと、腰砕けの泰蔵さん
昴「しかし、どうなってるんだ」
怜「説明求む・・・。」
陣「ちゃ、ちゃんと最初から説明してくれ~」
透明「円には、分かったでしょ」
円「う、うん」
透明「それじゃぁ~、最初から説明するね
この、ミミックが来た日、タイさんは、
預かりものとして、自分の自慢棚に
置いちゃったんだよ
置いちゃったんだよ
その時、隣にあったのが」
怜「鳳凰の卵・・・。」
透明「そう、ミミックとしては、そんな近くに
とんでもないエネルギーがあれば、
取り入れたいよね
でも、このミミックには、卵の中身を
吸い取れるほどの力は無い・・・。」
吸い取れるほどの力は無い・・・。」
陣「」
昴「そうか付喪神と同じコイツは、
箱に憑いている以上、取り憑きの法陣形態を
持っている」
持っている」
透明「その通りつまり、ミミックが元々持っている
存在意義がエネルギーの吸収であれば、
その法陣を強くすれば、卵の中身も
取り出せる」
取り出せる」
円「通常であれば、叶わないことだけど・・・」
透明「ミミックからすれば、運良く術構築ができる
アイテムがその場にあった」
アイテムがその場にあった」
昴「笏は、ミミックの単純な念に呼応
ミミックの本質である吸収という法陣を強化」
怜「・・・まんまと、鳳凰の卵の中身を吸収した・・・。」
透明「まあ、本来であれば、笏の効果は鳳凰の雛にも
呼応するから、吸収された後に、簡単に抜け出せたと
思うのだけど、誰かさんが笏だけ持っていって
しまったから、鳳凰の雛には、それができなかった」
しまったから、鳳凰の雛には、それができなかった」
円「うっ・・・ごめんちゃい・・・」
陣「ま、まあとにかく、元通りになってよかった」
透明・昴・玲・円
「(こいつ、今の説明でも分かってないな)」
次回、ファイナル
泰蔵さんの熱い想いが語られます ・・・。
続く ・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
https://guardian-jewelry.com/
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください
https://guardian-jewelry.com/
ポチしてくれると励みになります
応援よろしくお願いします
↓ ↓
にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン2箇所ポチッとよろしくお願いします