


透明「うう~ん
ダメだ
開かない
」



陣「どれどれ
むっ
うううううっ



本当だ
開かないよ~
」


昴「鍵でもかかってるんじゃないのか
」

怜「・・・でも、鍵穴ないよ
」

円「何かの術式でも、かかってるんじゃないの
」

透明「う~ん
・・・でも、コイツが靄の原因としても、

やっぱり、鳳凰の卵とは関係ないかな
」

陣「ええ~っ
そうなの
」


怜「確かに、大した霊力は感じない
」

昴「振り出しに戻るか・・・
」

タイ「お~い
お前たち~
何かわかったか~
」



奥から泰蔵さんの声がする・・・。
透明「仕方がない
一度、戻ろう
」


陣「うん
」

円「透明
」

透明「んっ
」

円「私、もう少しこの箱調べてていいかな
」

透明「まあ、良いけど・・・。」
円「な~んか、気になるんだよねぇ~

中に、お宝とか入ってるんじゃないかなぁ~
」

透明「はぁ~
程々にしておけよ


まだ、こっちが片付いて無いんだから
」

円「はい、は~い
」

私たちは、円をお店において、家に戻る・・・。
透明「タイさん
どうだった
」


タイ「うう~ん
・・・俺は能力者じゃねぇ~からよ~ぉ


正直、どいつがすげぇ~力を持ってるかなんてのは、
わかんねぇ~んだけどよぉ~

初めて見た顔ならいたぞ
確か、女の術師だったと

思うぞ
」

透明「その人って、いくつぐらいの人
」

タイ「そうだなぁ~
多分、30いってるか
どうか



結構若くて、ベッピンだったぞ

何でも、ここからそんなに離れていない所に
住んでるっ~話しだったけどなぁ~
」


透明「ここらへんで、30くらいの術師か・・・。」
陣「心当たりある
」

昴「俺は、ここらへんの人間じゃないからなぁ~
」

怜「・・・知らない・・・。」
透明「私も、心当たりはないなぁ~



ちなみに、その人、何買っていったの
」

タイ「それがよぉ~
思い出せねぇ~んだよ




普段なら、帳簿見れば分かるんだが、
その術師の買ったものだけが、書いてねぇ~んだ

おかしいだろ
」

透明「確かに、おかしい・・・。」
怜「・・・ボケた
」

タイ「おい
」


陣「泰蔵さん
冗談だって
」



昴「困ったなぁ・・・。」
透明「よし
情報が少なすぎるから、仕方ない


タイさんの木人図、視せてもらうよ
」

タイ「お、おう
」

陣「そっか
その手があったね
」


透明「それじゃぁ~、始めようか
」

次回、事件は真相へ近づいてゆく ・・・。
続く ・・・。







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