

岸田「幸せからくる虚無感・・・・・。
先生
本当に情けないのですが、

私は、どんな業(ぎょう)を背負って
いるのでしょうか

福業というのは、何となく分かりましたが、
その福業は何からきているのか

私は、何を望んで業(ぎょう)を
背負っているのか
背負っているのか

・・・・皆目検討がつかなくて・・・
」

透明「それは、そうだと思いますよ

だって、岸田さんは、まだ何も望んでいないし、
何もしていませんから
」
何もしていませんから

岸田「えっ
どういう
」


透明「勘違いしないで聞いてくださいね

岸田さんは、今の幸せについて、
満足しているし、周りの人への感謝もあると
思います

ですが、岸田さんご自身は、そこから何も
進めていない状態です

言い換えれば、何も望んでいないし、
現状を受け入れることしかしていない状態です
」

岸田「
」

透明「この状態だけ見れば、福業に入ることはないはず

今の現状に満足していて、このままで良いと
お考えであれば、虚は出ないものですから
お考えであれば、虚は出ないものですから

ですが、岸田さんは福業に入っている・・・。
ということは、岸田さんは、心の何処かで
このままではいけない
私も何かやらなくちゃ


と欲求だけが膨らんでしまっているのでは
ないでしょうか
」

岸田「あっ
」

透明「キツい言葉に聞こえてしまっていたら、
ごめんなさい

ですが、今の岸田さんのことを考えれば、
ここで、自分の正直な気持ちと向き合って
もらわなければ、もっとお辛い状況になる
可能性もあると思ったのです
」

岸田「先生・・・私こそ、ごめんなさい

確かに、私は今の状況に甘えず何かをしなければ

と考えているのだと思います
・・・でも、沢山の人に

支えられて、ここまで立ち直ることができて、
これ以上望んでしまえば、私はただ欲深い人間に
なってしまいそうで・・・
」

透明「欲深くなんかないと思いますよ

岸田さん
よ~く聞いてくださいね


人間というのは、毎日を生きている
と実感できる
からこそ幸せを噛み締め、有難いと思えるものなんです

からこそ幸せを噛み締め、有難いと思えるものなんです

ですが、今の岸田さんは、その実感が薄いのでは
ないでしょうか

沢山の人に支えられ、子供達も気を使ってくれている、
生活も安定していて、これ以上望めばバチが当たりそう
と考えるのもわかります

でも、そこに岸田さんはいますか
」


岸田「
」

透明「自ら望む幸せや生きているという実感は、
与えられるものでも、用意されたものでもない

岸田さんには、岸田さんの生き方があって、
生きている実感を得るために生きる

ということこそが、本当の意味で幸せ
なのではないでしょうか
」

岸田「生きている実感を得る・・・。」
透明「今の岸田さんは、助けてくれた人達に遠慮して、
前に進めないでいる・・・。
でも、助けてくれた人達は、岸田さんが本当の意味で
立ち直り、幸せでいてくれることを望んでいると
思いますよ
」
立ち直り、幸せでいてくれることを望んでいると
思いますよ

岸田「・・・・そう・・・ですよね

私・・・自分のことなのに・・・
」

透明「岸田さん
虚がでて業(ぎょう)を既に背負っている

ということは、それだけ、前に進まなければ
という
気持ちだけが、膨らんでしまっているということです

気持ちだけが、膨らんでしまっているということです

であれば、やることは1つです

自分の気持ちに正直になり、自分らしい生き方を
模索してください
」

岸田「先生・・・・わかりました・・・・
」

透明「ただ、ここまでは、岸田さんの心のわだかまりですが、
一番の問題は、福業に入ってしまった原因に
あります
」

岸田「
」

次回、一番の問題点が ・・・・。
続く・・・。







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