数字の魔術・鑑定１１３ー４

数字の魔術 ・４ 

透明「勝田さん少し質問させてもらって

　　　いいかな」

勝田「は、はい」

私は、勝田さんの生年月日や出生場所、住所など

色々な情報を聞き出す・・・

透明「チョット待っていてね」

勝田「はい」

透明「ふむふむ・・・。

　　　(勝田さんの九星は二黒土星(鑑定当時の年齢から)

 　　　年齢的な厄も入っていないし・・・。)」

私はありとあらゆる占い知識を駆使し、

勝田さんの人生を頭の中で紐解いて行く・・・。

透明「(特に衰退期に入っているわけではない・・・。

　　　殺(さつ)や禍津(まがつ)も当てはまらないし、

　　　どうなっているんだ

 　　　後は・・・・。)」

恵那「むむむむむっ・・・なが～い 

　　　まだ終わらないの～

　　　頭のなかで色々考えられちゃったら、

　　　何を当てはめて考えているのか、わかんないじゃん 」

おいおい学ぼうとする姿勢は良いけど、

今の状況を考えろよ

透明「」

ふと、気になって勝田さんを視た私の目に、

一つの文字が一瞬浮かんで消える

透明「ま、まさか」

勝田「」

恵那「」

私は、急いで勝田さんの生年月日を使い、

計算をはじめる・・・

透明「(カバラか・・・数秘だと、８　)」

恵那「だ～か～ら～ 」

透明「勝田さん」

勝田「は、はい」

透明「好きな数字ってある」

勝田「す、数字ですか」

透明「普段から、意識している数字とか、

　　　好きな数字の物を集めているとか」

勝田「えっえっ」

恵那「ちょっと、何を」

透明「どうかな」

勝田「そ、そうですねぇ～

　　　好きな数字は、２５です

　　　そういえば、いつも意識しています」

透明「(ということは、７か・・・やっぱり)

　　　原因・・・わかったかも」

恵那「えっ」

勝田「えっ」

次回、勝田さんの現状を引き起こしている原因が

 　　　見えてきます 

　　

　　　　　　　　　続く ・・・。

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